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南人【なんじん】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

南人
なんじん
nan-ren; nan-jên
蛮人,南家子ともいう。中国,代にその治下に編入されたの民に対する。金では河南山東北宋遺民,元では江南南宋の遺民をいう。これらの地方を征服する前にその治下に入った中国人は漢人と称され,両者の公的地位に差が設けられた。特に元では第1,第2身分のモンゴル人,色目人に対し,第3,第4身分の漢人,南人は被支配階級とされ,任官刑罰租税,禁令その他で不利益を受けた。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

なん‐じん【南人】
南部に住む人。南方の人。
中国の代、滅亡した支配下にあった住民呼称。特に元代には、元に最後に服属した南宋の住民をさし、最も冷遇された。

出典:小学館
監修:松村明
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世界大百科事典 第2版

なんじん【南人】

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

なんじん【南人】
南の国の人。南方の人。 日葡
中国、元代、旧南宋治下の中国人の呼称。モンゴル人・色目人・漢人の下位に置かれ、政治的・社会的に差別された。

出典:三省堂
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精選版 日本国語大辞典

なん‐じん【南人】
〘名〙
① 南方に住む人。南国の人。
※日葡辞書(1603‐04)「Nanjinni(ナンジンニ) ユキヲ イイ ホクジンニ ウメヲ ユウ」 〔論語‐子路〕
② 中国、金・元時代の宋の遺民の呼称。特に元では南宋治下にあった江南の住民をさし、その社会的地位は最も低かった。〔金史‐輿服志下〕

出典:精選版 日本国語大辞典
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旺文社世界史事典 三訂版

南人
なんじん
金〜元代に南方の中国人をさした呼称
元は治下の諸民族をモンゴル人・色目 (しきもく) 人・漢人・南人と4つに区分したが,南人は最後まで元に抵抗したので,報復の意味でこれを北方の漢人の下に位置付けた。

出典:旺文社世界史事典 三訂版
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