●南海道【なんかいどう】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
南海道
なんかいどう
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デジタル大辞泉
なんかい‐どう〔‐ダウ〕【南海道】
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世界大百科事典 第2版
なんかいどう【南海道】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
南海道
なんかいどう
古く京畿(けいき)の南方、太平洋に臨む行政区域で、紀伊、淡路、阿波(あわ)、讃岐(さぬき)、伊予、土佐の六か国をさし、その道筋をもいう。『日本書紀』は、仲哀(ちゅうあい)天皇の2年、天皇が「南国」を巡狩(じゅんしゅ)し、紀伊国に到り徳靭津(ところつ)宮(和歌山市新在家(しんざいけ))に居たとし、さらに685年(天武天皇14)六道への使節派遣に際して、路真人迹見(みちのまひととみ)を「南海」への使者にしたと記している。この南国・南海が南海道を意味するか否かは判然としないが、700年(文武天皇4)ごろ七道の制が定まって以降、前記六か国が管轄されるようになった。『延喜式(えんぎしき)』は、紀伊・淡路を近国、阿波・讃岐を中国、伊予・土佐を遠国(おんごく)としている。なお、南海道の道筋は小路(しょうろ)で、各駅には馬五疋(ひき)を定置した。
[丸山雍成]
『『古事類苑 地部一』(1970・吉川弘文館)』
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精選版 日本国語大辞典
なんかい‐どう ‥ダウ【南海道】
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旺文社日本史事典 三訂版
南海道
なんかいどう
現在の和歌山県・淡路島と四国全土をいう。紀伊・淡路・阿波・讃岐・伊予・土佐の6カ国。
出典:旺文社日本史事典 三訂版
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