●南海【なんかい】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
南海
なんかい
Nan-hai
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デジタル大辞泉
なん‐かい【南海】
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世界大百科事典 第2版
なんかい【南海 Nán hǎi】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
南海
なんかい
中国の南方に存在する海、さらにその沿岸の諸国、またその海を航行して来貢する諸国。南シナ海の中国での名称としても使われる。中国人の地理的知識と、交易地域の拡大とともに、南海の意味する地域は広くなった。秦(しん)代、いまの広東(カントン)、広西地方に置かれた郡を南海郡と名づけたのが、この用語の始まりで、しだいに、インドシナ半島、マレー半島から、さらにジャワ、ボルネオ、スマトラの諸島に広がり、フィリピン群島にも及んだ。11世紀以後は、インド洋を越えて、ペルシア湾、紅海からアフリカの一部などの沿岸諸国をも意味するに至った。南宋(なんそう)の『嶺外代答(れいがいだいとう)』『諸蕃志(しょばんし)』、元の『真臘風土記(しんろうふどき)』、明(みん)の『瀛涯勝覧(えいがいしょうらん)』『東西洋考』などは、当時の中国人の海外への好奇心が生んだ著作であるが、これらによって南海が、時代を下るにつれて拡大する事情がわかり、南海の中国史上の意義をうかがうことができる。
[星 斌夫]
『石田幹之助著『南海に関する支那史料』(1945・生活社)』
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精選版 日本国語大辞典
なん‐かい【南海】

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旺文社世界史事典 三訂版
南海
なんかい
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