●単【ひとえ】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
単
ひとえ
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デジタル大辞泉
たん【単〔單〕】[漢字項目]
[学習漢字]4年
1 ひとえの着物。「単衣(たんい)」
2 ただ一つ。ひとり。「単一・単価・単科・単記・単身・単数・単独・単発」
3 それだけで一つと数えられるまとまり。「単位・単元・単語」
4 複雑でない。「単純・単調/簡単」
5 書きつけ。紙片。「菜単・伝単」
[名のり]いち・ただ
[難読]単衣(ひとえ)
出典:小学館
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たん【単】
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世界大百科事典 第2版
ひとえ【単】
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たん【単】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
単
ひとえ
公家(くげ)衣服の一種。単衣(ひとえぎぬ)の略。平安時代以降、素肌または肌着の上に着用した単仕立て・垂領(たりくび)、広袖(ひろそで)形式の衣。男女の別があり、男子の単は袙(あこめ)とほぼ同型で、身丈が短く、脇(わき)を縫い付けない衣。その地質は、束帯(そくたい)や衣冠の場合、五位以上の者に紅(くれない)の繁菱(しげびし)または遠菱(とおびし)の綾(あや)、六位以下の者に平絹を用いるとした。直衣(のうし)や狩衣(かりぎぬ)の場合、禁色(きんじき)以外の好みの色の綾や平絹が用いられた。女子の単は袿(うちき)や袙と同型であるが、裄(ゆき)や身丈がやや長めで、脇を縫い付けてある。その地質は、冬に五位以上の者が綾や平絹、夏に生(き)綾、生平絹のほか羅(ら)、縠(こく)、紗(しゃ)などの薄物(うすもの)を用いた。綾や縠などの文様は繁菱、遠菱、幸菱(さいわいびし)など。その色は禁色以外の好みのものや、襲色目(かさねいろめ)によるものとしている。なお、単襲(ひとえがさね)といって、女子が盛夏に、単仕立ての衣を数領かさねて着装する服装も行われた。
[高田倭男]
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精選版 日本国語大辞典
たん【単】
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