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危険運転致死傷罪【キケンウンテンチシショウザイ】

デジタル大辞泉

きけんうんてんちししょう‐ざい〔キケンウンテンチシシヤウ‐〕【危険運転致死傷罪】
危険な運転で人を負傷させ、または死亡させる罪。自動車運転死傷行為処罰法に規定され、致傷は15年以下の懲役致死は1年以上の有期懲役に処せられる。アルコール・薬物または一定の病気の影響によって正常な運転に支障が生じる恐れがある状態(注意力・判断能力・操作能力が相当程度低下して危険な状態)で事故を起こした場合は、致傷で12年以下の懲役、致死で15年以下の懲役となる。→過失運転致死傷罪過失運転致死傷アルコール等影響発覚免脱罪

出典:小学館
監修:松村明
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朝日新聞掲載「キーワード」

危険運転致死傷罪
危険性を認識したうえで、飲酒運転▽ことさらな信号無視▽制御困難な高速度▽割り込みや幅寄せなどで死傷事故を起こした場合に適用される。懲役刑の上限は20年。「不注意による事故」に適用される過失運転致死傷罪は同7年。
(2021-02-10 朝日新聞 朝刊 1社会)

出典:朝日新聞掲載「キーワード」

損害保険用語集

危険運転致死傷罪
平成13年に新設・施行され、悪質・危険な運転によって人を死傷させた者に厳罰を科すものをいいます。悪質・危険な運転によって、人を死傷させる事犯を、過失(不注意)による犯罪ではなく、故意危険運転をして人を死傷させた故意犯ととらえ,暴行による傷害,傷害致死に準じた重大な犯罪として厳しく処罰することとし、それによって交通の安全を図り,悲惨な被害者を少しでも減少させようとするものです。

出典:自動車保険・医療保険のソニー損保

日本大百科全書(ニッポニカ)

危険運転致死傷罪
きけんうんてんちししょうざい

故意に危険な自動車の運転をして、それによって人を死傷させる罪。危険運転行為自体は、道路交通法上の犯罪にはあたりうるが、刑法上の犯罪ではない。しかし、刑法第208条によって、この危険運転が暴行罪の暴行にあたる場合には、人の死傷結果について、暴行罪の結果的加重犯としての傷害罪または傷害致死罪が成立する。そこで、これに準じる危険運転行為による死傷結果に対して、2001年(平成13)の刑法改正により、第208条の2として、傷害罪または傷害致死罪の法定刑に準じて重く処罰することにしたのである。一種の結果的加重犯である。

 刑法第208条の2は、1項の罪と2項の罪とからなり、1項は、飲酒運転、スピード違反、未熟運転のように、運転行為自体が危険運転にあたる場合であり、2項は、特定の相手方または場所との関係で危険運転となる場合であり、割込み、幅寄せなど通行中の人や車に著しく接近したり、赤信号をことさらに無視するとともに、重大な交通の危険を生じさせる速度で自動車を運転する場合である。なお、この「自動車」には、四輪以上の自動車のほか、自動二輪車や原動機付自転車も含まれる。

[名和鐵郎]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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