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原子爆弾症【げんしばくだんしょう】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

原子爆弾症
げんしばくだんしょう
atomic bomb disease
原子爆弾,水素爆弾,原子炉破損などで被爆した際に生じる疾患のこと。被爆時の各種因子の総和が影響する。すなわち,爆風や飛散物による影響,熱線によるやけど紫外線の作用,X線,γ線,β線の影響,さらに中性子線によって体内にできるアイソトープの影響,放射性降下物の影響などである。被爆直後に起る急性症状と,相当の期間を経てから現れる慢性症状とがある。被爆後の全身反応としては,倦怠感,頭重,頭痛,めまい,悪心,嘔吐,食欲不振,下痢などで,白血球が減少し,1mm3中に 3000を割ると回復が困難になる。生殖腺や眼の水晶体にも障害が起る。被爆後,年月を経てから,白血病になることが多い。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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世界大百科事典 第2版

げんしばくだんしょう【原子爆弾症】
一般に広島長崎に投下された原子爆弾に起因すると考えられる疾病のことで,原爆症と略称することが多い。原爆被災者実数を正確にとらえることは,第2次大戦終戦直前の混乱期であったことから難しいが,広島の原爆投下時(1945年8月6日)に市内にいた約42万人の市民のうち約15万9000人(約38%)が,4ヵ月後の1945年12月末までに死亡した。長崎には45年8月9日に投下されたが,その状況は広島よりもさらに不正確であり,約27万2000人が被爆し,約7万4000人(約27%)が早期に死亡したと考えられる。

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

原子爆弾症
げんしばくだんしょう

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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