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参与員【さんよいん】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

参与員
さんよいん
家事審判事件の審判手続において,家事審判官の求めにより,審判に立会い,または意見を述べることを職務権限とする。毎年度ごとに家庭裁判所において選任された者のなかから,各事件につき1以上の者が指定され,当該事件の参与員となる (家事審判法3,10) 。この制度は家事審判事件の特殊性を考慮し,一般民間社会人の良識を審判内容に反映させようとする目的から生れた。参与員は裁判所の職員ではないから,俸給は支給されず,旅費日当などの支弁を受けるにとどまる。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

さんよ‐いん〔‐ヰン〕【参与員】
家事審判に立ち会い、意見を述べることを任務とする者。家庭裁判所が民間の有識者から任命する。

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世界大百科事典 第2版

さんよいん【参与員】

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日本大百科全書(ニッポニカ)

参与員
さんよいん

家庭裁判所が、人事訴訟事件や家事審判事件の裁判の際、国民の考えや意見等を反映させるために、それらの事件に関与させることができる民間人。参与員は、毎年あらかじめ家庭裁判所の選任した者(選任される者の資格、人数などは、最高裁判所規則で定める。家事事件手続法40条6項)のなかから、事件ごとに家庭裁判所が指定する(同法40条5項)。選任される者について特別の資格などは必要ではなく、社会人として徳望良識のある者から選任される(参与員規則1条)。たとえば、弁護士、司法書士などの専門的な資格のある者に限らず、地域社会でさまざまな活動をしていた者なども事件の性質に応じて選任される。なお、禁錮以上の刑に処せられた者、裁判官として弾劾裁判所の罷免の裁判を受けた者などは選任することができない(同規則2条)。参与員には、最高裁判所規則で定める額の旅費、日当および宿泊費が支給される(同法40条7項)。

 参与員は、事件によっては、家事審判の手続に立ち会うことができ、意見を述べることができる(同法40条1項・2項・3項)。もっとも、参与員は家庭裁判所の諮問機関であるため、家庭裁判所は参与員の意見に拘束されることはない。なお、裁判の公正さを確保するために、参与員についても、除斥および忌避の手続が設けられている(同法14条)。

[伊東俊明 2016年5月19日]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

さんよ‐いん ‥ヰン【参与員】
〘名〙 家庭裁判所で、家事審判を行なう際、その手続きに立ち合い、または意見を述べることを任務とする者。家庭裁判所が民間の有識者を選んで任命する。

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