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反響【はんきょう】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

反響
はんきょう
echo
音源から出た音波に対して,反射音が時間的に遅れて聞える現象。単純な反射の例がこだま,つまり山彦である。洞窟の中などでは,反射が多数回にわたり,反射波の方向もまちまちになって複雑な響きとなる。2つの平行平面の間で音を出すと,多重反響が起る。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

はん‐きょう〔‐キヤウ〕【反響】
[名](スル)
音波が障壁にぶつかって反射し、再び聞こえる現象。こだま。「声が壁に反響する」
発表された事柄・出来事などの影響によって起こるさまざまの反応。「海外で反響を呼ぶ」「反響を巻き起こす」
[補説]書名別項。→反響

出典:小学館
監修:松村明
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はんきょう【反響】[書名]
日本の政治・文芸評論誌。大正3年(1914)4月、生田長江森田草平創刊。大正4年(1915)廃刊
伊東静雄の第4詩集。昭和22年(1947)11月刊行。伊東の生前に刊行された最後の集。冒頭に「小さい手帖から」の見出しのもと戦後に書かれた10作の詩がまとめられており、それ以外は旧詩集からの抜粋で構成されている。

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世界大百科事典 第2版

はんきょう【反響 echo】
エコーともいう。残響と同じ意味で用いられることもあるが,音響学的には継続時間の短い音を出したとき,その反射音が直接音と時間的に分離して1回または繰り返して多数回聞こえる現象をいう。山彦鳴竜(フラッターエコー)がその典型的な例で,前者叫び声などが対向する山で反射され,時間をおいて聞こえる現象であり,後者は対向する二つの壁面の間で反射が繰り返されるために生ずる現象である。鳴竜としては日光東照宮本地堂が有名で,竜の絵がかかれた天井(わずかに凹面となっている)の下で拍手をすると,天井と床との間で多重反射が生じ,ブルルル……という音が聞こえる。

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

反響
はんきょう

山彦(やまびこ)のように、同じ音源から出た音でも、直接耳に到来する音と、山や谷などの反射物から反射して帰ってくる音との間に、ある程度の時間遅れがあると、音は二つ、もしくはそれ以上に分離して聞こえる現象がある。これを反響またはエコーechoとよぶ。時間遅れのある多数の反射音があっても、分離して聞こえない場合は「残響」とよばれ、反響とは区別して用いられる。

 反射音の時間遅れが小さい場合には、直接音より10デシベルくらい強くても、分離しては聞こえず、むしろ直接音を補強する効果があり、望ましいものである。一般に、反射音が直接音より、およそ50ミリ秒以上遅れると、反響を感じるといわれている。

 ことばは短い音の連続した繰り返しであるから、反響があると、明瞭(めいりょう)度が著しく低下する。また音楽でも、リズムを狂わせ演奏できなくなる場合さえあるので、反響は室内での音響障害のうち最悪のものとされている。大きなホールなどで、もっとも反響の原因となりやすい反射音は、音源と壁面間距離の長くなる後壁からのものである。幅や室高が大きい場合には、側壁や天井、さらには平坦(へいたん)な広い面をもつバルコニー壁面も反響の原因となりやすい。したがって、大きなホールを計画する場合とくに、反射音がよく拡散するような室形とすることがたいせつである。

 反響は、直接音に対する反射音の時間遅れに大きく関係するが、そのほか、直接音の大きさそのもの、直接音と反射音のレベル差、反射音の到来方向、音源の種類などにも、複雑に関係している。

[古江嘉弘]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

はん‐きょう ‥キャウ【反響】
〘名〙
① 音が山や壁などの表面で反射され、再び聞こえる現象。山びこ。こだま。
※気海観瀾(1827)「山林塀壁及雲、皆可以起反響
※わかれ(1898)〈国木田独歩〉「荷車の音は淋びたる街に重々しき反響(ハンキャウ)を起せり」
② あることの影響を受けて、他のものに変化の生ずること。反応。〔医語類聚(1872)〕
③ ある出来事や、発表された意見などが世間に影響を与え、それに応じて出てくる反応や、一般の人々の意見・論議など。
※日本の下層社会(1899)〈横山源之助〉日本の社会運動「金融は逼迫し不景気の声四方より反響し居るに拘らず」
※話の屑籠〈菊池寛〉昭和七年(1932)二月「新聞小説を書いてゐると、反響のハガキの中に、二三通は、悪口が交じって来るのだが」

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