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口頭伝承【こうとうでんしょう】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

口頭伝承
こうとうでんしょう
oral tradition
言葉によって語り継がれる様式。状況に応じたパフォーマンスのなかで語られ,享受されるため,本来テキストは存在せず,繰返し継承されるメッセージとして成立する。人類学では,無文字社会ばかりでなく,文字をもつ社会においても,集合的な心性の表現媒体として研究される。口頭伝承の研究は次の3つの方向に大別される。 (1) 歴史表象としての研究。歴史の再構成のための資料としてとらえ,その同時代性および伝承過程での可変性を問題とする。また歴史伝承そのものを,対象社会の成員による価値観を含んだものとして分析する。 (2) 構成要素や形態の研究。神話,伝説研究の領域主流をなし,レビ=ストロースの神話の構造分析,V.プロップの物語の形態分析などが知られる。 (3) 語りのパフォーマンスとしての研究。実際の語りの場の微視的な機能や意味の分析も含まれる。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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世界大百科事典 第2版

こうとうでんしょう【口頭伝承】

出典:株式会社平凡社
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