●口【くち】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
口
くち
mouth; oral aperture
出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
口
くち
出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
デジタル大辞泉
く【口】
出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
く【口/工/公/孔/功/垢/紅/貢】[漢字項目]
出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
くち【口】

1 動物の消化器系の開口部で、食物を取り入れる器官。人間では顔面の下部にあって、口唇・口蓋(こうがい)・口底に囲まれ、中に歯・舌などがある。発声にも関係する。口腔(こうこう)。「食べ物を
2 《

㋐人や物の出入りするところ。「通用
㋑容器の中身を出し入れするところ。「缶の
㋒物の、外部に開いたところ。すきま。穴。「傷
3 就職や縁組みなどの落ち着く先。「事務員の
4 物事を分類したときの、同じ種類に入るものの一つ。また、その種類。たぐい。「彼は相当いける
5
㋐物事の初めの部分。または、まだ始まったばかりのこと。発端(ほったん)。「宵の
㋑物の端(はし)。ふち。先端。「切り
㋒雅楽の一曲や義太夫節の一段を細分したときの最初の部分。
6 《

㋐食べ物の好み。味覚。「
㋑生活のために食料を必要とする人数。「
㋒食べる量。
「三度の―を詰められるほど辛いことはなく」〈秋声・縮図〉
7 《

㋐口に出して言うこと。ものの言い方。「
㋑世間の評判。うわさ。「人の
㋒口出しをすること。または、その意見。
「『お止しなさい』と女は𠮟咤る様に男の―を制えた」〈魯庵・くれの廿八日〉
㋓話す能力。「
㋔客の呼び出しがかかること。また、友人などの誘いがあること。→口が掛(か)かる →口を掛(か)ける
㋕意向。意見。
「この男の―を窺(うかが)ひ」〈浮・永代蔵・一〉
㋖歌などの詠みぶり。
「おのおの初心講へも推参すると聞いたが、殊の外―がよいと仰せらるる程に」〈虎明狂・皹〉
8 馬の口につける縄。口取り縄。
「―引きける男…聖(ひじり)の馬を堀へ落としてげり」〈徒然・一〇六〉
9 直径。さしわたし。
「―六尺の銅(あかがね)の柱を」〈平家・五〉

1 刀剣などを数えるのに用いる。「脇差し数
2 ものを食べる回数をいうのに用いる。「ひと
3 寄付や出費などの分担の単位として用いる。「ひと
[補説]「口を濁す」という言い方について→言葉を濁す[補説]
[下接語]合い口・後口・甘口・生き口・薄口・甘(うま)口・売り口・売れ口・追い口・大口・下(お)り口・折れ口・貝の口・風(かざ)口・片口・語り口・辛口・軽口・切り口・切れ口・消し口・濃い口・仕口・死に口・初(しょ)口・諸口・序の口・吸い口・攻め口・先(せん)口・竜(たつ)の口・とば口・取り口・上り口・飲み口・早口・一口・広口・別口・火(ほ)口・水(みな)口・無口・八つ口・遣(や)り口・宵の口・詠み口・悪口(ぐち)上がり口・秋口・悪たれ口・糸口・入り口・受け口・歌口・裏口・落ち口・おちょぼ口・表口・陰口・肩口・勝手口・門(かど)口・蝦蟇(がま)口・烏(からす)口・川口・木口・傷口・木戸口・金口・口口・鯉(こい)口・小口・木(こ)口・賢(さか)しら口・石榴(ざくろ)口・差し口・差し出口・地口・獅子(しし)口・蛇口・冗談口・袖(そで)口・焚(た)き口・滝口・追従(ついしょう)口・告げ口・勤め口・燕(つばめ)口・壺(つぼ)口・出入り口・手口・出口・戸口・鳶(とび)口・仲人口・憎まれ口・逃げ口・二字口・躙(にじ)り口・抜け口・呑(の)み口・入(はい)り口・捌(は)け口・働き口・火(ひ)口・一人口・減らず口・細口・間口・窓口・水(みず)口・店口・無駄口・儲(もう)け口・鰐(わに)口
出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
こう【口】
1 人数を数えるのに用いる。「伴僧二〇
2 刀剣、その他の器具を数えるのに用いる。「剣一千
出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
こう【口】[漢字項目]
[学習漢字]1年

1 体の器官の一。くち。「口角・口腔(こうこう)/経口・虎口(ここう)・糊口(ここう)・閉口」
2 口で言う。口ぶり。ことば。「口外・口語・口実・口述・口吻(こうふん)/悪口・衆口・利口」
3 人数。「戸口・人口」
4 穴。出入り口。「火口・河口・銃口」


[名のり]あき・ひろ
[難読]口説(くど)く・口惜(くや)しい・猪口(ちょこ・ちょく)
出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
とっさの日本語便利帳
栄養・生化学辞典
口
出典:朝倉書店
Copyright (C) 2009 Asakura Publishing Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
口
出典:朝倉書店
Copyright (C) 2009 Asakura Publishing Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
世界大百科事典 第2版
くち【口 mouth】
【無脊椎動物の口】
消化管が発達していない動物では,一般に口も発達していない。原生動物は単細胞性で,消化管も口ももたないが,細胞中に食物を取り込む場所が定まっていて特定の構造が見られるときには,細胞口cytostomeといわれる。海綿動物も消化管をもたない。食物は水とともに体表の無数の小穴から流れ込み,体を貫く小管をへて,中央の胃腔,そして排水口へと流れていく途中で,襟細胞によって捕らえられて取り込まれる。
出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.
日本大百科全書(ニッポニカ)
口
くち
動物が食物を取り込む場所で、消化管の入口にあたる。口の位置や形態は系統発生学の重要な指標とされ、発生初期の原腸陥入の開口部である原口がそのまま口になれば前口動物、原口は閉じて口がのちに生じれば後口動物といい、動物界を大きく二つに分けている。哺乳(ほにゅう)類は後者に属し、口は唇やあごを備え、口腔(こうこう)内には歯と舌がある。節足動物は前口動物に属し、口は、頭部・胸部の付属肢が摂食・そしゃくの役を果たすように変形したもので、これら全体を口器という。前口動物の扁形(へんけい)動物や、このどちらにも属さない下等な腔腸(こうちょう)動物などは肛門(こうもん)がなく、口が入口と出口を兼ねている。さらに下等な海綿動物には特定な口という器官がなく、体表に多数ある小孔から海水を取り入れ栄養を摂取する。原生動物に属するゾウリムシなどには体表の一部に特殊な構造をもつ細胞口が開口しているが、アメーバなどにはそれもなく、摂食時は体を変形させ、食物を包み込み体内に取り入れる。
[守 隆夫]
出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
精選版 日本国語大辞典
く【口】
出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
くち【口】



出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
ぐち【口】
出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
くつ【口】
出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
こう【口】
出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
「口」の用語解説はコトバンクが提供しています。
●口の関連情報