●古画品録【コガヒンロク】
デジタル大辞泉
こがひんろく〔コグワヒンロク〕【古画品録】
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世界大百科事典 第2版
こがひんろく【古画品録 Gǔ huà pǐn lù】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
古画品録
こがひんろく
中国、南北朝時代、南斉(なんせい)の謝赫(しゃかく)が著した画論書。6世紀前半に成立。呉の曹不興(そうふこう)から南斉末期までの名画家27人を批評したもので、自序に画品の規準としての六法を定めている。気韻生動(きいんせいどう)(画が生き生きとして生命感にあふれていること)、骨法用筆(こっぽうようひつ)(デッサンがしっかりしていること)、応物象形(おうぶつしょうけい)(ものの形をリアルにとらえること)、随類賦彩(ずいるいふさい)(ものそれぞれに着彩すること)、経営位置(けいえいいち)(構図を考えくふうを凝らすこと)、伝移模写(でんいもしゃ)(古画の模写をもって上達の秘訣(ひけつ)とすること)がそれで、これらは画人の心得として、また画論の根本として重んぜられることとなり、謝赫の名を不朽のものとした。
[吉村 怜]
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精選版 日本国語大辞典
こがひんろく コグヮヒンロク【古画品録】
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