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可能性【カノウセイ】

デジタル大辞泉

かのう‐せい【可能性】
物事が実現できる見込み。「成功の可能性が高い」
事実がそうである見込み。「生存している可能性もある」
潜在的な発展性。「無限の可能性を秘める」
認識論で、ある命題が論理的に矛盾を含んでいないという側面を示す様態

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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大辞林 第三版

かのうせい【可能性】
物事の実現する見込み。 「成功の-がある」 「 -が小さい」 「無限の-を秘める」
〘哲〙 〔possibility〕 物事の現実の在り方(現実性)に対して、できうる(ありうる、考えうる、能うる)在り方。事柄・知識・能力などの、今実際にそうではないが、そうでありうる範囲・程度のこと。 → 蓋然性

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

可能性
かのうせい
possibility英語
Mglichkeitドイツ語
possibilitフランス語
自然科学の法則に逆らうことはおこりえないと考えている人は多い。このときには科学的可能性が問題になっているわけである。しかし科学の理論は変化するので、以前は科学的に不可能と思われていたことで可能になったこともある。たとえば、物質の変化の前後で変化にあずかった物質の質量は不変であると以前は信じられていたが、ごく微量ながら増減があることが可能であるというように、現在では科学のいうところも変わってきている。「科学的に不可能なこともおきることが論理的には可能である」と論ずる人もいるが、その際の「論理的」の意味はかならずしもはっきりしない。可能性の意味は決めておかず、ただ、必然性との対比を公理的に表現し、その公理論の展開を通じて、可能性にまつわる議論を整理しようという目的で展開されているのが様相論理学であるが、これに対して批判的な論理学者もいる。[吉田夏彦]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

かのう‐せい【可能性】
〘名〙 (possibility の訳語)
事柄や事件について、それが起こるか起こらないかが未確定である状態。〔哲学字彙(1881)〕
※田園雑感(1921)〈寺田寅彦〉六「其れと共に無意味の中に潜んだ重大な意味の可能性は葬られてしまふのである」
物事が実現できる、または、その状態になりうる見込みをもっていること。
※或る女(1919)〈有島武郎〉後「縦令(たとひ)倉地が前の態度に出てくれる可能性が九十九あって」
[語誌]①の「哲学字彙」での訳語が後の辞書に継承されて定着したものと思われる。

出典:精選版 日本国語大辞典
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