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司祭【しさい】

デジタル大辞泉

し‐さい【司祭】
カトリック教会ギリシャ正教会聖公会聖職者。カトリック教会では司教下位にあり、ミサを執行し、洗礼などの秘跡を与え、説教をするなど教会の儀式典礼をつかさどる。

出典:小学館
監修:松村明
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世界大百科事典 第2版

しさい【司祭 priest】
新約聖書のギリシア語プレスビュテロスpresbyteros(長老)という言葉から生じたキリスト教会の役職。按手によって使徒から受けた職制として,聖書には監督との上下の区別は明らかではない。2世紀初頭,アンティオキアのイグナティオスのころから,司教のもとに一団(司祭団)となって司教の奉仕者的祭司職に参与する職制として確立した。ヒッポリュトスの《使徒伝承》に見られる司祭叙階式はその最古の式文で,そこには司祭が司教のもとに司祭団の評議に参与する者であることが明らかにされている。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

しさい【司祭】
キリスト教の聖職位の一。ローマカトリック教会では司教の下位。ハリストス教会・聖公会では主教の下位。サクラメントを執り行う。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

司祭
しさい
priest
厳格な宗教意識における神と人間の仲介者。広義にはシャーマンや呪医も司祭者的,仲介者的職掌者と解され,彼自身,祖先精霊悪霊の世界に行くことができる。司祭は祖先祭祀集団の家父長か族長の地位を占め,ときには大きな国家組織の現世の権力と来世の霊力とをあわせもつことができた。またときには国王が宗教的支配者でもあり,祖先祭祀の最高の実修者でもあった。ローマ・カトリック教会の用語としては,秘跡の執行とそれに伴う典礼,司牧上の行為を行う権能を有する叙階の秘跡を受けた者をいう。司祭職の起源は不明で新約聖書にはその原型を示すと思われる監督,長老などの役割がみられるが,現行の司祭との同定は困難。ほぼ現行の制度が確立,普及したのは6世紀とされる。神と人間との「唯一の」仲介者キリストと,司祭という仲介者的階級との両立は一つの問題で,キリストにおける万人司祭説をとった多くの宗教改革者は信者から区別された司祭を否定。現代ローマ・カトリックでも司祭職の本質,強制的独身制,司祭職からの女性排除などが論議されている。ギリシア正教会では既婚男子の叙階も認められている。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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日本大百科全書(ニッポニカ)

司祭
しさい
priest英語
presbytersacerdosラテン語
ローマ・カトリック教会、東方正教会、聖公会での名称で、「品級(ひんきゅう)の秘蹟(ひせき)」により叙品される教会職である。男性に限られる。ミサを執行し、信徒に洗礼、告解、終油の秘蹟を授け、福音(ふくいん)の宣教を行うなどの権能と責務とを有しており、これらの活動を通じて、司教職への協力者として、直接に小教区の信徒の司牧を行う。また司祭は、その日常の生活においても、真に司祭的、牧者的な生活態度をもって教会のもつ真理と生命を証(あかし)することが義務づけられており、ローマ・カトリック教会では、司祭的生活の理想として、妻帯は認められていない。司祭は、一般には神父という尊称をもってよばれることが多い。[鶴岡賀雄]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

し‐さい【司祭】
〘名〙
① ローマ‐カトリック教会などの僧職。ローマ‐カトリック教では司教の次、ギリシア正教では主教の次に位し、教会を統轄してミサを執行し、サクラメント(秘跡)を授ける役。神父。
※東京年中行事(1911)〈若月紫蘭〉三月暦「司祭(シサイ)三人、補祭二人を従へて聖門を出る」
② (━する) ミサや祭祀をとり行なうこと。
※自由と規律(1949)〈池田潔〉その生活「校長がみずから司祭して卒業生に餞の言葉を贈る」

出典:精選版 日本国語大辞典
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旺文社世界史事典 三訂版

司祭
しさい
priest
カトリック教会で「神父」と呼ばれる聖職者
儀式をつかさどり,司教を補佐して信徒への奉仕とその精神的励ましにあたる。神に心身をささげ,独身を守ることが伝統となっている。

出典:旺文社世界史事典 三訂版
執筆者一覧(50音順)
小豆畑和之 石井栄二 今泉博 仮屋園巌 津野田興一 三木健詞
 
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