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合成染料【ごうせいせんりょう】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

合成染料
ごうせいせんりょう
synthetic dyes
有機合成によってつくられた染料。現在使用されている染料はほとんどが合成染料で,天然染料は特殊なものに限られている。 W.パーキンが初めて合成 (1856) して以来多種多様のものが開発され,これらはすべて標準色票に分類,整理されている。用途はおもに着色用であるが,色素レーザー半導体,液晶,医薬品などにも利用されている。新しいものとしては,合成繊維用染料やケイ光増白染料などがある。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

ごうせい‐せんりょう〔ガフセイセンレウ〕【合成染料】
化学的に合成した染料。芳香族化合物原料とする。人造染料。→天然染料

出典:小学館
監修:松村明
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世界大百科事典 第2版

ごうせいせんりょう【合成染料 synthetic dye】
染料のうち,天然物によらず,有機合成化学過程を経て製造されるものの総称人類は有史以前から,天然の色素,たとえば花,木,葉,コケキノコなどの植物性色素,貝殻,昆虫,イカの,鳥などの動物性色素などをいろいろな目的で使用してきた。そのなかには,趣味や美術の分野で草木染として現在に残っているものもあるし,天然色素化学構造や機能の解明など学術研究の対象になっているものもある。しかし工業的な意味では,繊維を染色する染料,着色を目的とする有機顔料においては,天然染料は完全に合成染料に置きかえられてしまった。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

ごうせいせんりょう【合成染料】
天然染料に対して、石炭・石油などを原料として化学工業で造られる染料の総称。人造染料。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

合成染料
ごうせいせんりょう
synthetic dyes
動植物から得られる天然染料に対して、ベンゼンなどの芳香族化合物を原料として、有機合成化学の手法により化学合成された染料を合成染料という。合成染料の発展の初期には合成原料はおもにタール製品やアニリン誘導体であったので、コールタール染料(あるいはタール染料、タール色素)またはアニリン染料とよばれるが、芳香族原料の多くが石油から得られている今日の状況からみれば正しい呼び方ではない。現在、染料は実用的にはほとんど合成染料が主となって用いられている。1856年にイギリスのW・H・パーキンがキニンの合成研究の途中に赤紫色の塩基性染料を発見し、これにモーブMauveの名称を与えて実用・工業化したのが合成染料の始まりである(このとき彼は18歳であった)。その後染料合成化学が急速に進展し、多種類の品種を生み、天然染料に置き換わってきた。インジゴのような主要な天然染料も合成品に置き換えられた。現在製造されている合成染料は、ほとんどが天然染料にはない構造のもので、優れた性能のものも多い。こうした染料合成化学の発展に伴い、芳香族化学が確立し、染色を目的とした染料以外に、医薬、農薬の合成化学が発展してきたことは注目すべきであろう。[飛田満彦]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

ごうせい‐せんりょう ガフセイセンレウ【合成染料】
〘名〙 有機化学合成によって人工的に作った染料の総称。染色性から、直接、酸性、塩基性、硫化、建染(たてぞめ)、ナフトール、媒染(ばいせん)などの各染料に分類される。また化学構造から、ニトロ、アントラキノン、インジゴイド、アゾ、トリフェニルメタンなどの各染料に分類される。人造染料。

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