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吉光【よしみつ】

デジタル版 日本人名大辞典+Plus

吉光 よしみつ
?-? 鎌倉時代の刀工。
粟田口(あわたぐち)派の国吉弟子正宗(まさむね),郷義弘(よしひろ)とならぶ三名工のひとりとされる。短刀を得意とし,代表作に「薬研(やげん)藤四郎」「厚藤四郎」と太刀(たち)「一期一振(いちごひとふり)藤四郎」などがある。通称は藤四郎。

出典:講談社
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

世界大百科事典 第2版

よしみつ【吉光】
鎌倉時代の刀工生没年不詳。山城国粟田口に住し,国吉の弟子と伝え,藤四郎と通称した。相模の新藤五国光とともに短名手として名高く,現存する有銘作は一期一振の刀が一口あるほかは,ほとんどが短刀である。室町時代以来,武家の間で賞揚され,1719年(享保4)本阿弥光忠の編による〈名物帳〉には吉光を正宗,江(義弘)とともに名物三作に掲げ,名物168口のうち吉光は16口を数え,焼身分(やけみのぶ)(火災などで損傷したもの)80口のうちでは18口,あわせて34口になっている。

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

吉光
よしみつ

生没年不詳。鎌倉後期の刀工。京都粟田口(あわたぐち)派に属し、粟田口吉光という。通称は藤四郎(とうしろう)。国吉の弟子で、正応(しょうおう)年間(1288~93)ごろに活躍したとみられる。短刀の名手として名高く、作品は正宗(まさむね)・郷義弘(ごうよしひろ)と並び「名物三作」と称して珍重された。畠山政長(はたけやままさなが)が細川政元に攻められ、吉光の短刀で切腹を図ったが切れないので、無益な道具だと投げ捨てたところ、傍らの薬研(やげん)(製薬に用いる金属製の器具)へ突っ立ったという「薬研藤四郎」の伝説などにより、持ち主の身を守るものとして、江戸の大名家では吉光の短刀を所持する習わしがあった。なお、吉光を名のる刀工には、土佐吉光、大和(やまと)吉光など多くを数える。

[小笠原信夫]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

よしみつ【吉光】
鎌倉後期の刀工、粟田口(あわたぐち)吉光。また、その鍛えた刀。→粟田口吉光。〔日葡辞書(1603‐04)〕

出典:精選版 日本国語大辞典
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デジタル大辞泉

よしみつ【吉光】

出典:小学館
監修:松村明
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