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吉祥模様【きちじょうもよう】

日本大百科全書(ニッポニカ)

吉祥模様
きちじょうもよう

吉事有祥を寓意(ぐうい)したもので、その発生は、主として中国古代の五行学説、易学の思想や宗教から生まれたシンボル、ことばの音声、意味に基づいたもの、模様の視覚的感情に基づいたものなどがあり、日本の模様にも多大な影響を与えている。吉祥模様の数はきわめて多いが、これを分類すると次のようになる。東王公、西王母、八仙人、蓬莱山(ほうらいさん)など、神話上の人物や霊山を描いたもの。タケ(竹)で平安を、ボタン(牡丹)で富貴、モモ(桃)で長寿、ザクロ(柘榴)で多子を表すなどのシンボルとしてのもの、福・禄(ろく)・寿・吉・喜などのめでたい文字を1字ずつ、または組み合わせて表したもの、あるいは、「寿」や「禄」の字を数多く書いて「百寿」「百禄」と読ませるもの、蝙蝠(こうもり)と鹿(しか)と寿老人(じゅろうじん)を描いて、福禄寿(ふくろくじゅ)と音をあわせたものなどがある。

村元雄]

『野崎誠近著『吉祥図案解題』上下(1928・平凡社)』

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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