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同期機【どうきき】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

同期機
どうきき
synchronous machine
同期速度で回転する回転電気機械の総称同期発電機同期電動機同期調相機などがこれに含まれる。交流を用いる回転電気機械では,三相交流によってつくられる回転磁界を利用している。この回転磁界の回転速度を同期速度という。交流の周波数f ヘルツ,磁極の数を p とすると,同期機の回転速度は毎分 n=120f/p 回転である。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

どうき‐き【同期機】
定常の運転状態で電源周波数同期した速度で回転する交流回転機。同期発電機・同期電動機・同期交流器など。

出典:小学館
監修:松村明
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日本大百科全書(ニッポニカ)

同期機
どうきき
synchronous machine

回転速度が電機子巻線に流れる電流の周波数に比例する交流機。この比例関係を同期という。同期している場合、回転速度は、極数をP、周波数をf(単位はヘルツHz)とするとき毎秒2f/P回となり、これを同期回転数(同期速度)という(毎分では120f/P回である)。同期電動機と同期発電機をあわせて同期機とよぶ。

 同期機は磁界をつくるための界磁とエネルギー変換するための電機子から構成される。回転子が界磁の役割をもつ、回転界磁形が一般的である。界磁は大型機では巻線界磁を用いるが、中小型機では永久磁石界磁も用いられる。巻線界磁は直流の電磁石と考えてよい。回転する巻線界磁への電力の供給のために電気ブラシやスリップリング(固定ブラシと組み合わせて、回転子と固定子との間を連続的に電気的に接続する導体回転リング)が必要となる。ブラシなし同期発電機はブラシやスリップリングの保守を楽にするために考えられたものである。

 同期機は回転子の磁気的な形状により円筒形と突極形に分類される。円筒形とは回転子の磁気的特性が円周にわたって同一であるものである。突極形とは回転子の磁気的特性が円周の位置によって異なるものである。突極の磁気的特性とは円周上の位置によってインダクタンスが異なるということである。このような性質を突極性という。円筒形同期機のトルク(回転力)を同期トルクといい、突極性により生ずるトルクをリラクタンストルクという。

 同期機には巻線形同期機のほか、永久磁石同期機、リラクタンスモーターなどがある。また同期発電機は駆動する原動機の名称を使ってタービン発電機、水車発電機、エンジン発電機などという分類がされることがある。

[森本雅之]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

どうき‐き【同期機】
〘名〙 定常運転状態で電源の周波数と同期した一定速度で回転する交流回転機。同期電動機、同期発電機、回転変流機など。〔電気工学ポケットブック(1928)〕

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