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名付親【なづけおや】

世界大百科事典 第2版

なづけおや【名付親】
名を付けることにより親子関係の生じた仮親のこと。
[日本]
 日本では名親(なおや)ともいう。古来両親以外の特定者に依頼して名をつけてもらい,その庇護をたのむ慣習があった。命名の時期としては幼名の場合と,成人名の場合とがあった。幼名の名付親には2通りあり,第1は拾い親,養い親の慣習によるもので,虚弱な子も丈夫に育つよう,また前に幼児を死なせた後に生まれた子や親の厄年に生まれた子などの無事成長を願い,しかるべき人に依頼してある場合には形式的にいったん捨てた子を拾って名を付けてもらったりした。

出典:株式会社平凡社
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精選版 日本国語大辞典

なづけ‐おや【名付親】
〘名〙
① 命名を機会に設けられる仮親。両親以外の者を親に立てて新生児に名をつけてもらう。その後見になってもらい子方として奉仕する。元来、童名についてのものと、成人名についてのものとがあった。成人名の場合は元服親、烏帽子親(えぼしおや)とほぼ同じで名替親ともいった。
※俳諧・玉海集(1656)一「春雨や烏帽子さくらの名付親〈正舎〉」
② 生まれた子どもに名をつける人。名親(なおや)
※滑稽本・浮世床(1813‐23)初「待っしょ、ドレおれが猫の号親(ナヅケオヤ)になってやらう」
③ 物事に最初に名をつけた人。「新制度の名付親」

出典:精選版 日本国語大辞典
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