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名誉【メイヨ】

デジタル大辞泉

めい‐よ【名誉】
[名・形動]
能力や行為について、すぐれた評価を得ていること。また、そのさま。「名誉ある地位」「名誉な賞」
社会的に認められている、その個人または集団の人格的価値。体面。面目。「名誉を回復する」「名誉を傷つける」「名誉挽回」
身分や職名を表す語に付けて、その人の功労をたたえて贈る称号とするもの。「名誉会長」
有名であること。評判が高いこと。また、そのさま。よいことにも悪いことにもいう。
「かくれなき強盗―の大剛の者にて候」〈古活字本平治・中〉
珍しいこと。また、そのさま。不思議。
「駿河の二郎は、―なことの、夏冬なしにふんどし嫌ひ」〈浮・諸国ばなし・一〉
[副]どういうわけか。不思議に。
「ここにて―悪心変はりて」〈浮・置土産・一〉
[補説]作品名別項。→名誉

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
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めい‐よう【名誉】
《「めいよ(名誉)」の音変化。のちに「面妖」とも当てて書く》
[名・形動ナリ]めいよ(名誉)5」に同じ。
「いづれも―の船なるが」〈伽・御曹子島渡〉
[副]めいよ(名誉)」に同じ。
「―、今の通は下戸(げこ)さ」〈洒・通言総籬

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めいよ【名誉】[戯曲]
原題、〈ドイツDie Ehreズーダーマン戯曲。1889年、ベルリンにて自由劇場初演、大成功をおさめた出世作

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大辞林 第三版

めいよ【名誉】
名 ・形動 [文] ナリ 
すぐれている、価値があると認められる・こと(さま)。ほまれ。 一家の- -に思う 受賞を-なことと思う -ある賞
すぐれていると認められて得た尊厳。体面。面目。 -を保つ -を傷つける
功績をたたえて与えられる称号。身分などを表す名詞に付けて用いる。 -会長 -市民
有名であること。名高いこと。善悪ともにいう。 三塔-の悪僧/太平記 8
すぐれていること。上手なこと。また、そのさま。 さても-の香ききかな/浮世草子・一代男 5
不思議である・こと(さま)。奇妙。めいよう。 只今迄たしかに十両見えしに。-の事ぞかし/浮世草子・諸国はなし 1 これは-な、下に穴があいて有る/歌舞伎・壬生大念仏
不思議に。どういうわけか。 -お客へ無心をおつしやれぬ太夫さまぢや/浮世草子・禁短気

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

めいよう【名誉】
めいよ(名誉)の転
名 ・形動
不思議である・こと(さま)。奇妙。 はて-な、ごめんだ〱、もう酒はいやぢやわいなう/洒落本・通気粋語伝
不思議に。変に。 『ゑんさんが酒をのまつしやらねえは、玉にきずだよ』『-、今の通は下戸さ』/洒落本・通言総籬

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精選版 日本国語大辞典

めい‐よ【名誉】
[1] 〘名〙
① (形動) 人の才能や特定の技能などに関するすぐれた評判。よい評判を得ていること。また、そのさま。
※江談抄(1111頃)五「才芸名誉殆過於中古之人
※太平記(14C後)八「西国名誉(メイヨ)の打物の上手と、北国無双の馬上の達者と」 〔史記‐呂不韋伝〕
② (形動) 事の善悪にかかわりなく、評判の高いこと。程度のはなはだしいこと。また、そのさま。
※平治(1220頃か)中「かくれなき強盗、名誉の大剛の者にて候」
※太平記(14C後)八「三塔名誉(メイヨ)の悪僧あり」
③ (━する) 評判になること。名声を博すること。また、そのようなはたらき。
※宇治拾遺(1221頃)一五「それより後の千金と云こと名誉せり」
※正徹物語(1448‐50頃)下「其より前もいか程か哥を読みしかども、名誉せらるる事は、四十以後成りし也」
④ 個人、または集団の人格に対して、社会的に承認された価値。また、それに対する自覚。体面。面目。
※米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉一「貿易の道に於て名誉の〈所謂愛顧信用をいふ〉貴きこと、万金の資本にも敵し難し」
⑤ 地位や職名を表わす語に冠して用い、その人に敬意を表し、また、その功労をたたえるために贈られる称号とする。「名誉市民」「名誉教授」など。
⑥ (形動) 世にまれなこと。奇特なこと。不思議なこと。また、そのさま。めいよう。めんよ。めんよう。
※仮名草子・浮世物語(1665頃)二「古(いにしへ)篠田の杜には名誉(メイヨ)の狐ありて、往来の人を化すと言へり」
[2] 〘副〙 (⑥から転じて) 事態がよく理解できなくて、いぶかるさまを表わす語。どういうわけか。不思議に。奇妙に。めいよう。
※三体詩幻雲抄(1527)「是も名誉胡乱な事を云ほどに不信ぞ」
※浮世草子・好色一代男(1682)六「(ざ)配にきやかに床しめやかに、名誉(メイヨ)、おもひを残させ」

出典:精選版 日本国語大辞典
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めい‐よう【名誉】
(「めいよ(名誉)」の変化した語)
[1] 〘名〙 (形動) =めいよ(名誉)(一)⑥
※御伽草子・御曹子島渡(室町時代物語集所収)(室町末)「いつれもめいやうのふねなるか、〈略〉あめふれども、ぬれもせず」
[2] 〘副〙 =めいよ(名誉)(二)
※咄本・喜美賀楽寿(1777)下女「あの御客さんハ、めいよう悪いくせな。いつでも長ばなしをなさります」
[補注]のちに「めんよう」となり、「面妖」の字を当てることもある。

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