@niftyトップ

辞書、事典、用語解説などを検索できる無料サービスです。

吐き気【はきけ】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

吐き気
はきけ
nausea
悪心。延髄嘔吐中枢に刺激が加わったときに起る不快な現象嘔吐の前駆症状であることが多いが,必ずしも嘔吐は伴わない。種々の胃疾患,中毒,脳圧亢進,妊娠悪疽,乗物酔い,メニエール症候群などで起る。治療には原因の除去が第一であるが,鎮静剤鎮吐剤吐剤下剤投与胃洗浄などがある。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

食の医学館

はきけ【吐き気】

《どんな症状か?》


 脳の延髄(えんずい)の第四脳室付近に、嘔吐(おうと)を起こさせる嘔吐中枢があります。それが刺激されると、その信号が迷走神経、脊髄(せきずい)神経、横隔膜(おうかくまく)神経を介して腹部の筋群に伝えられ、吐き気が起こります。吐き気に続いて嘔吐が起こる場合もありますし、吐(は)き気(け)だけが起こることもあります。
 おもな原因としては、食べすぎや飲みすぎ、食あたり、かぜやインフルエンザなどの感染症、それに胃(い)・十二指腸潰瘍(じゅうにしちょうかいよう)などの消化器官の疾患が考えられます。
 嘔吐をくり返すようなときは、小児科医の診察が必要です。

《関連する食品》


〈食あたりにはアズキ、乗り物酔いにはショウガ〉
○栄養成分としての働きから
 豚肉やダイズ、アズキに含まれるビタミンB1は、肝臓や腎臓(じんぞう)に負担をかける有害物質を排除して、吐き気を解消する働きがあります。
 また、吐き気にはショウガが有効だとする研究も多く、辛み成分であるジンゲロンや油性ショウガオールが吐き気をやわらげると考えられています。
 ショウガのすりおろしに水を加えて煎(せん)じ、1日数回、はちみつと混ぜてスプーン1杯ずつ服用すると、乗り物酔いなどに効果的です。
 また、ペパーミントにも吐き気を予防する働きがありますから、冷たいミントティーもおすすめです。
○漢方的な働きから
 刺身にはかならずショウガとシソの葉がつきものですが、この両者はたいへん解毒作用の強い食品だからです。

出典:小学館
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。食品は薬品ではありません。病気にかかったら、かならず医師の診察を受けてください。

世界大百科事典 第2版

はきけ【吐き気】

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

日本大百科全書(ニッポニカ)

吐き気
はきけ
医学的には悪心(おしん)という。一般には、胃の食物内容などを食道、口腔(こうくう)を経て外に吐き出す現象である嘔吐(おうと)に先だっておこる「むかむか」して吐きそうになる不快感を意味している。吐き気は種々の原因によっておこるが、延髄にある嘔吐中枢が直接あるいは間接に刺激されることによっておこるとされている。不消化な食物を食べたとか、胃下垂、胃炎、胃潰瘍(かいよう)などの場合におこることが多いが、中毒、脳圧上昇、脳神経刺激、精神的状況などによっておこることも少なくない。さらに、いわゆる乗り物に酔うとか、あるいは妊娠の際の「つわり」による早朝時や空腹時の吐き気などは、それほど病的なものとは理解されないし、個人差もまた大きい。[渡辺 裕]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

吐き気」の用語解説はコトバンクが提供しています。

吐き気の関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.

アット・ニフティトップページへ アット・ニフティ会員に登録

ウェブサイトの利用について | 個人情報保護ポリシー
©NIFTY Corporation