@niftyトップ

辞書、事典、用語解説などを検索できる無料サービスです。

向井去来【むかいきょらい】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

向井去来
むかいきょらい
[生]慶安4(1651).長崎
[没]宝永1(1704).9.10. 京都
江戸時代中期の俳人。通称,嘉平次または平次郎。諱,兼時。字,元淵。別号,落柿舎。元升の子。 24歳頃武士をやめ,陰陽道などの学をもって堂上家に仕えた。貞享年間 (1684~88) 頃其角を介して松尾芭蕉に入門。元禄4 (91) 年芭蕉は洛西嵯峨の去来の別荘落柿舎に滞在して『嵯峨日記』を書いた。同年凡兆と『猿蓑』を共編。芭蕉没後も固く師説を守り,同門の高弟たちが邪道に走るのを座視できず,其角や許六と論争し,『贈其角先生書』『答許子問難弁』などを書いた。篤実人柄で同門の人々にも尊敬され,芭蕉も最も信頼して「鎮西俳諧奉行」といったという。許六との論争を収めた『俳諧問答青根が峰』 (1785) や,『去来抄』 (75) ,『旅寝論』 (78) など重要な蕉風俳論を残した。兄の震軒,弟の魯町,牡年,妹の千子,妻の可南も俳諧をたしなんだ。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉

むかい‐きょらい〔むかゐ‐〕【向井去来】
[1651~1704]江戸前・中期俳人蕉門十哲の一人。長崎の人。名は兼時。字(あざな)は元淵。別号、落柿舎(らくししゃ)。京都嵯峨(さが)の落柿舎に住み、芭蕉師事野沢凡兆とともに「猿蓑(さるみの)」を編んだ。俳論書「旅寝論」「去来抄」など。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル版 日本人名大辞典+Plus

向井去来 むかい-きょらい
1651-1704 江戸時代前期の俳人。
慶安4年生まれ。向井元升(げんしょう)の次男。京都で儒者として親王家などにつかえたが,松尾芭蕉(ばしょう)に入門して俳諧(はいかい)に専念。嵯峨(さが)に草庵落柿舎(らくししゃ)をいとなむ。蕉風の忠実な伝え手で,同門中でもおもんじられた。「猿蓑(さるみの)」を野沢凡兆と編集。宝永元年9月10日死去。54歳。肥前長崎出身。名は兼時。字(あざな)は元淵。通称は平次郎。著作に「旅寝論」「去来抄」など。
【格言など】岩はなやここにもひとり月の客(「去来抄」)

出典:講談社
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

世界大百科事典 第2版

むかいきょらい【向井去来】

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

大辞林 第三版

むかいきょらい【向井去来】
1651~1704 江戸前・中期の俳人。元升げんしようの子。名は兼時。字あざな、元淵。別号、義焉子ぎえんし・落柿舎らくししやなど。若年で堂上家を致仕し浪人となる。その後、榎本其角との縁で蕉門に入り、「猿蓑」を野沢凡兆と共編で刊行。篤実な人柄で、師説を遵守した。編著「旅寝論」「去来抄」など。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

旺文社日本史事典 三訂版

向井去来
むかいきょらい
1651〜1704
江戸中期の俳人。蕉門十哲の一人
長崎の生まれ。8歳のとき上洛し,のち京都嵯峨野に落柿舎 (らくししや) を営んだ。関西における蕉門の中心となり,『猿蓑』を編纂,ほかに『去来抄』『伊勢紀行』などの著書がある。

出典:旺文社日本史事典 三訂版
執筆者一覧(50音順)
金澤利明 竹内秀一 藤野雅己 牧内利之 真中幹夫
 
Copyright Obunsha Co.,Ltd. All Rights Reserved.
それぞれの項目は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

向井去来
むかいきょらい

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

むかい‐きょらい【向井去来】

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

向井去来」の用語解説はコトバンクが提供しています。

向井去来の関連情報

関連キーワード

コルネイユ(Pierre Corneille)徳川家光テニールスケンペル堀田正盛丸橋忠弥由比正雪丸橋忠弥徳川家光由井正雪・由比正雪

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.

アット・ニフティトップページへ アット・ニフティ会員に登録

ウェブサイトの利用について | 個人情報保護ポリシー
©NIFTY Corporation