●吾輩は猫である【わがはいはねこである】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
吾輩は猫である
わがはいはねこである
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デジタル大辞泉
わがはいはねこである【吾輩は猫である】
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デジタル大辞泉プラス
吾輩は猫である
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世界大百科事典 第2版
わがはいはねこである【吾輩は猫である】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
吾輩は猫である
わがはいはねこである
夏目漱石(そうせき)の最初の長編小説。1905年(明治38)1月から6年8月まで『ホトトギス』に連載され、5年10月~7年5月、全3巻で大倉書店・服部書店より共同で刊行。中学教師の珍野苦沙弥(ちんのくしゃみ)の家に飼われる猫が、そこに集まる高等遊民たちの言動を観察、記録して、人間の愚劣・滑稽(こっけい)・醜悪を痛烈に批判し、嘲笑(ちょうしょう)するという趣向の小説。高浜虚子(きょし)の勧めで写生文として書いたものだが、読者の支持を受け、11回にわたって書き継がれた。苦沙弥は戯画化した漱石自身で、見る機能としての猫の目を設定して、人間社会と自己を自在に笑い飛ばす自由を手に入れている。金権主義の実業家に対する罵倒(ばとう)など、漱石の正義感が遺憾なく吐露され、パロディーやカリカチュアライズ、デフォルメなどの手法も多用されている。落語を思わせる語り口や近世以来の言語遊戯など、痛快な笑いの文学となった。小説家夏目漱石の誕生を告げた記念すべき作品である。
[三好行雄]
『『吾輩は猫である』(新潮文庫・角川文庫・旺文社文庫・講談社文庫・岩波文庫)』
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精選版 日本国語大辞典
わがはいはねこである【吾輩は猫である】
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旺文社日本史事典 三訂版
吾輩は猫である
わがはいはねこである
1905年1月〜'06年8月,『ホトトギス』に発表。漱石の出世作で,猫の目を借りて人間社会を風刺している。
出典:旺文社日本史事典 三訂版
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