●周公旦【しゅうこうたん】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
周公旦
しゅうこうたん
Zhou-gong Tan; Chou-kung Tan
中国,周初の摂政。周の文王の第4子,武王の弟。武王が殷を滅ぼしてのち,魯に封じられたが,封地におもむかず首都鎬京にとどまって武王を助け,次の成王即位後は摂政として国事にあたった。三監の乱を鎮定してより封建制度を確立し,特に東方経営に力を注ぎ,新しく洛邑に東都成周を建設した。後世儒家により理想の聖人とされ,特に『周礼』の作者と考えられたが,この点は疑問である。むしろ西周王朝草創期にその基礎を定めた政治家として評価されるべきであろう。
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世界大百科事典 第2版
しゅうこうたん【周公旦】
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デジタル大辞泉
しゅうこう‐たん〔シウコウ‐〕【周公旦】
⇒周公
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