●呪詛【じゅそ】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
呪詛
じゅそ
anathēma
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デジタル大辞泉
じゅ‐そ【呪×詛/呪×咀】
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ず‐そ【▽呪×詛】
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デジタル大辞泉プラス
呪詛
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世界大百科事典 第2版
じゅそ【呪詛】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
呪詛
じゅそ
神秘的、超自然的な方法によって他人に災禍を与える行為、およびそれに関連した観念、信仰の体系をいう。呪術の一部を構成したり、それと密接な関係があり、その観点からまじないとよぶこともある。ただし呪詛という場合、のろいのことば、まじないのことばの使用に力点が置かれることが多い。呪詛の破壊的、反社会的な性格に注目すれば黒い呪術、あるいは邪術に含まれるが、呪詛が悪事を働いた者に対する制裁として、あるいは災難から身を守る防御手段としてなされることもある。呪詛の方法としてよくみられるのは、神などの霊的存在に祈願する方法である。これは、霊的存在がもつ神秘的な力を利用するのであるが、そのほか呪詛者自身がもつ呪的な力による場合、呪詛の行為全体そのものが効果を生じさせると考える場合もある。また呪詛は、ことばのもつ呪力に対する信仰と深く関係している。不用意に発したことばが呪詛になってしまうという例は多い。呪詛は一般には悪意の表現であるが、呪詛が権威や社会規範を守るために行われる場合もある。たとえば南スーダンの牧畜民ヌエル人の社会では、深刻な争いを調停する豹(ひょう)皮祭司は和解案を拒否する者には呪詛すると威嚇する。また年上の親族など尊敬すべき人を怒らせたための呪詛はもっとも恐ろしいと考える社会はアフリカに多い。バントゥー系の農耕民ニャキュサ人の間では、道徳規範に外れたことを行った者がいると、人々はそのことをささやき始め、そのことばが冷たい風のように相手を襲い、病気にするという。これを彼らは「人々の気息」とも「呪詛」ともいう。このように呪詛が社会の維持の働きをもっていることも多いのである。
[板橋作美]
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精選版 日本国語大辞典
ず‐そ【呪詛】
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