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唐物【からもの】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

唐物
からもの
「とうぶつ」とも読み,中国大陸 (唐土〈もろこし〉) から渡来した物品総称後世になると,南洋諸島方面の産である島物 (しまもの) に対して中国,朝鮮から輸入された器物を,唐物と呼んだ。平安時代,「唐物の使」という役職があり,室町幕府には唐物奉行がおかれた。

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デジタル大辞泉

から‐もの【唐物】
中国、およびその他の外国から輸入された品物。舶来品。とうぶつ。「唐物茶器」
古道具

出典:小学館
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とう‐ぶつ〔タウ‐〕【唐物】
中国、その他の諸外国から渡来した品物舶来品。からもの。とうもつ。

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とう‐もつ〔タウ‐〕【唐物】

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世界大百科事典 第2版

からもの【唐物】
中国から舶載された品物の総称。これを唐物(とうぶつ)といったときは,中国以外の外国からの輸入品をも含む場合があり,〈とうぶつ〉は,江戸時代以後の表現である。唐物の用例は平安時代にさかのぼり,《源氏物語》若菜・上に,〈,東宮を初め奉りて心苦しく聞召しつつ蔵人所,納殿(おさめどの)のからものども多くたてまつらせへり〉などがあげられる。鎌倉時代に入ると,栄西による禅宗の招来をはじめ,中国の文化・文物のおびただしい流入があった。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

とうぶつ【唐物】

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精選版 日本国語大辞典

から‐もの【唐物】
〘名〙
① 中国およびその他の外国から輸入された舶来の品物の総称。とうもつ。とうぶつ。
※園城寺文書‐元慶六年(882)正月四日・陳泰信書状「今間従京中朝使来、収買唐物
※宇津保(970‐999頃)内侍督「もろこしの人のくるごとにからものの交易し給て」
※浮世草子・日本永代蔵(1688)五「此所唐物(カラモノ)の買置、勝れて安き相場物の年累ねても損ぜぬ物買置きて」
※満佐須計装束抄(1184)三「但し、祝ひにはからものは、打ちまかせてはきぬもの也」
③ 古道具の称。
[語誌](1)平安時代には、舶来品について「貨物」「雑物」「方物」「土物」「遠物」等のいろいろな表現がなされるが、「唐物」は中国製品あるいは中国経由の輸入品に使用され、渤海や新羅からの輸入品には使用されていない。舶来品一般をさす言葉としてではなく、文字どおりの意味で使用されていたと考えられる。
(2)「唐物」は、「とうもつ」「とうぶつ」等(中世・近世のキリシタン資料・辞書他にある読み方)と読まれていた可能性もあるが、「宇津保物語」や「源氏物語」の仮名書例や、交易唐物使のことを「古今集」等で「からもののつかひ」といっていることなどから、日常的に「からもの」と読まれていた可能性が高い。

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とう‐ぶつ タウ‥【唐物】
〘名〙 中国および外国から渡来した品物。近代以降にはもっぱら西洋からの輸入品、特に衣料などをさす。舶来品。とうもつ。からもの。
※菅家後集(903頃)題竹床子「不一銭唐物、寄身偏愛惜風霜

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とう‐もつ タウ‥【唐物】
〘名〙 (「もつ」は「物」の慣用音) 中国、または、その他の諸外国からの輸入品。特に、漢方の薬種についていう。からもの。とうぶつ。
※天草本伊曾保(1593)狼と狐の事「コノ ヲンワヅライノ ビャウシャウニワ tǒmotmo(タウモツモ) ワヤクモ モチユルニ タラヌ」

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旺文社日本史事典 三訂版

唐物
からもの
中国および諸外国から輸入された舶来品
古代には中国の織物類・香薬類などの輸入品を称したが,江戸時代以来ふつう「とうぶつ」と呼ばれ,中国品以外の西洋外来物をも呼んだ。明治時代はモスリン毛織物などをいう。

出典:旺文社日本史事典 三訂版
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