●商業都市【しょうぎょうとし】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
商業都市
しょうぎょうとし
commercial city
商業的機能が中心となって発達した都市。古くは「市 (いち) 」に起源をもち,中世以降定期的な市を中心とする市場町が発達,さらに店舗商業の発展に伴って商業的機能が拡充され,商業都市としての性格をもつにいたった。市場町は近代的交通の発達によって大きく躍進した。世界的大都市の多くは政治や交通の中心地であるとともに,商業都市としての性格も強い。商業都市は消費都市としての性格が強いが,現在は他の機能をまったくもたない純粋の商業都市は存在しない。日本では中世から近世の初頭に海外との交易によって栄えた堺が商業都市の典型であった。
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デジタル大辞泉
しょうぎょう‐とし〔シヤウゲフ‐〕【商業都市】
商業によって繁栄・発展してきた都市。
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精選版 日本国語大辞典
しょうぎょう‐とし シャウゲフ‥【商業都市】
〘名〙 商業によって繁栄し発展する都市。商業のさかんな都市。商業市。
※旅‐昭和三二年(1957)二月号・砂と赤松林の皆生〈駒田信二〉「米子市は商業都市で」
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