●善心【ゼンシン】
デジタル大辞泉
ぜん‐しん【善心】
出典:小学館
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精選版 日本国語大辞典
ぜん‐しん【善心】
〘名〙
① 善良な心。善事をしようとする心。良心に恥じない心。人の道にかなった、よい心。⇔悪心。〔日葡辞書(1603‐04)〕
※小学読本(1873)〈田中義廉〉二「終には、善心、善行の人と、なり、身の幸福を、得べし」 〔礼記‐楽記〕
② (「ぜんじん」とも) 仏道に進み精進する心。また、清浄な慈悲(じひ)の心。⇔悪心。
※菅家文草(900頃)四・懺悔会作「香出二善心一無レ出レ火、花開二合掌一不レ開レ春」
※観智院本三宝絵(984)下「若善心をおこせる善男女ありてあみだ仏の名号を聞持ちて」 〔無量寿経‐上〕
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