●噴気孔【ふんきこう】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
噴気孔
ふんきこう
fumarole
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デジタル大辞泉
ふんき‐こう【噴気孔/噴気口】
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岩石学辞典
噴気孔
出典:朝倉書店
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噴気孔
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日本大百科全書(ニッポニカ)
噴気孔
ふんきこう
火山の火口内や山腹・山麓(さんろく)で火山ガスを噴き出している穴。マグマに直接関係する一次的噴気孔と、新しい溶岩流や火山砕屑物(さいせつぶつ)層の表面にあって、それらが高温の間だけ存在する二次的噴気孔とがある。噴気(火山ガス)は、温度の高いものでは900℃以上に達することがある。その成分はほとんどの場合、体積で90%以上が水蒸気で、その他に二酸化炭素、亜硫酸ガス、水素、一酸化炭素、硫化水素、塩化水素、フッ化水素酸などが含まれる。その組成は各火山、各火口、各噴気孔ごとに特徴がある。硫化水素や亜硫酸ガスに富むものを硫気孔、炭酸ガスに富むものを炭酸孔とよぶ。同じ噴気孔でも、火山ガスの温度、量、組成はときにより変化するので、噴火予知の手掛りとなりうる。一般に、噴気孔に近づくのは危険で、過去に草津白根山(しらねさん)、秋田焼山(やけやま)などの噴気孔で中毒死者を出した。
[諏訪 彰・中田節也]
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