●囃子詞【ハヤシコトバ】
デジタル大辞泉
はやし‐ことば【×囃子▽詞】
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世界大百科事典 第2版
はやしことば【囃子詞】
日本音楽の用語。歌をひきたてたり,活気づけたりするために,歌詞の本文に挿入された短いことばのこと。また,歌詞の字足らずを埋めて拍子を調節するために挿入された短いことばをも指す。囃子詞は歌う本人が唱える(あるいは歌う)こともあるが,一般には第三者(複数の場合もある)が唱えることが多い。囃子詞を加えることでもっとも効果をあげているのは民謡である。たとえば,《ソーラン節》《ヨサレ節》《ホーハイ節》《おこさ節》《よさこい節》など,囃子詞がそのまま曲名となったものも多い。
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精選版 日本国語大辞典
はやし‐ことば【囃子詞】
〘名〙 歌謡の中や終わりに入れて調子をとるための、意味のないことば。
※骨董(1926)〈幸田露伴〉「エンヤラヤの様なもので、囃(ハヤ)し言葉である」
出典:精選版 日本国語大辞典
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