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四大大会【よんだいたいかい】

日本大百科全書(ニッポニカ)

四大大会(テニス)
よんだいたいかい
テニスのプロフェッショナルトーナメントにおいて、大会規模、競技レベル、優勝賞金などの面で世界最高峰に位置づけられる四つの国際大会のこと。全豪オープンAustralian Open、全仏オープンFrench Open(Les Internationaux de France)、全英オープンThe Championships(通称ウィンブルドンテニス大会)、全米オープンU.S. Open Championshipsの4大会をさし、国際テニス連盟International Tennis Federationが1923年に世界四大試合として公認したことからよばれるようになった名称である。通称グランドスラム。ひとりのテニス選手が1年間に四大大会すべてを制覇することもグランドスラムとよび、年間グランドスラムともいう。また、選手が現役生活の間に四つの大会のタイトルを獲得することを、生涯グランドスラムやキャリア・グランドスラムとよんでいる。
 四大大会の特徴として、環境的な条件の違いやコートの種類の違いがある。四大大会のシーズン最初の試合は、1月にメルボルンパークで開かれる全豪オープン(1905~)である。コートはハードコート。南半球で行われる唯一の試合であり、時差や体調の管理のむずかしい大会といわれている。次の全仏オープン(1891~)は、通常5月下旬からパリのスタッド・ローラン・ギャロスで開かれる。四大大会で唯一のクレーコートによる試合で、粘土と赤土でつくられたコートは球足が遅くなるため、勝負がつきにくく、選手の体力や精神力が問われる。全英オープン(1877~)はもっとも歴史のある大会で、ロンドンのオールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブの全面グラスコート(芝コート)で、例年6月下旬から7月にかけて行われる。芝のコートは球が速く低く弾む特性があり、選手の得手不得手がはっきり出る。雨によるゲームの中断が多いことでも知られる。開催場所のテニスクラブの規定により、選手は練習、試合を問わずに白いテニスウェアを身につけなければならない。決勝戦などが行われるセンターコートは、1年間のうち、全英オープンが開かれる約2週間の間だけしか使用されない。シーズン最後の大会は例年8月下旬から9月にかけて開かれる全米オープン(1881~)で、ニューヨーク郊外にある世界最大のテニスコート、アーサー・アッシュ・スタジアムが会場となる。コートはハードコート。観客動員数や賞金総額で世界最大のトーナメントである。[編集部]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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