●四大寺【しだいじ】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
四大寺
しだいじ
古くから朝廷の尊崇の最も厚かった4つの寺院のこと。奈良時代以前は,大官大寺,川原寺,飛鳥寺,薬師寺をさし,奈良時代には,大官大寺 (大安寺) ,元興寺,薬師寺,興福寺をいい,平安時代には,東大寺,興福寺,延暦寺,園城寺をさした。
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デジタル大辞泉
し‐だいじ【四大寺】
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とっさの日本語便利帳
四大寺
朝廷の祈願寺院。
奈良時代▽薬師寺、元興寺、興福寺、大安寺
平安時代▽東大寺、興福寺、延暦寺、園城寺(三井寺)
奈良時代▽薬師寺、元興寺、興福寺、大安寺
平安時代▽東大寺、興福寺、延暦寺、園城寺(三井寺)
出典:(株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」
精選版 日本国語大辞典
し‐だいじ【四大寺】
〘名〙 四つの大きな寺。特に、朝廷の祈願所としての格の高い四つの寺院。ふつう、東大寺・興福寺・延暦寺・園城寺をさす。
※続日本紀‐大宝二年(702)一二月丁巳「設二斉於四大寺一」
※雲形本狂言・瓢の神(室町末‐近世初)「四大じの風のさむきさにあり」
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