●四条派【シジョウハ】
デジタル大辞泉
しじょう‐は〔シデウ‐〕【四条派】
2 時宗(じしゅう)十二派の一。他阿の弟子浄阿を祖とする。
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世界大百科事典 第2版
しじょうは【四条派】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
四条派
しじょうは
江戸後期に栄えた画派。創始者松村月渓(げっけい)すなわち呉春(ごしゅん)(1752―1811)が、京都四条東洞院(ひがしのとういん)に住していたのでこの名がある。彼は、初め与謝蕪村(よさぶそん)に師事、のち円山応挙(まるやまおうきょ)の画風に強くひかれるが、最後は自らの様式を確立して四条派を創始する。南画の叙情的傾向と円山派の写生的・現実的表現とを総合したような作風で、円山派にかわって京都画壇の中心的勢力をなした。以後、異母弟の松村景文(けいぶん)、門人の岡本豊彦(とよひこ)らが続き、その伝統は明治時代の日本画壇にも影響を及ぼし、竹内栖鳳(せいほう)、幸野楳嶺(こうのばいれい)らを輩出している。
[村重 寧]
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精選版 日本国語大辞典
しじょう‐は シデウ‥【四条派】
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旺文社日本史事典 三訂版
四条派
しじょうは
開祖の呉春(松村月溪)が京都四条通りに住んでいたのでこの名がある。呉春は円山応挙に学んだが,応挙の死後,円山派より叙情的な四条派を開き,京都画壇の主流を占め,系譜は現代まで続く。
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
四条派
しじょうは
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