●回帰【かいき】
デジタル大辞泉
かい‐き〔クワイ‐〕【回帰】
[名](スル)ひとまわりして、もとの所に帰ること。「伝統への回帰 」
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栄養・生化学辞典
回帰
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世界大百科事典 第2版
かいき【回帰 regression】
二次元正規分布に従う確率変数を(X,Y)とし,X,Yの平均値,分散をそれぞれμ1,μ2およびσ12,σ22,また相関係数をρとする。方程式y=μ2+σ2・ρ(x-μ1)/σ1で表される直線lは,XがxであることがわかったときYの最良予測値yを与える。この直線lをYのXへの回帰直線という。回帰という用語はゴールトンF.Galton(1822‐1911)によって言い出されたというが,それは次の観察によった。
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精選版 日本国語大辞典
かい‐き クヮイ‥【回帰】
〘名〙
① ひとまわりしてもとにもどること。巡りかえること。繰りかえすこと。
※物理全志(1875‐76)〈宇田川準一訳〉一〇「仮に圏線を設け之を廻帰線と名く 大陽此線に達したるの後は其光線の直射する処漸々赤道の方に回帰するを以てなり」
※短歌への訣別(1946)〈臼井吉見〉「茂吉はむしろそうした赤彦的なものへの回帰をつとめて避けることによって」
② 言語学で、語形をもとの正しいと考えられる形にひきもどそうとすることをいう。特に、それが直しすぎて、かえって間違った形になってしまう場合を「誤れる回帰」という。
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