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因島(島)【いんのしま】

日本大百科全書(ニッポニカ)

因島(島)
いんのしま

広島県南東部、瀬戸内海の芸予(げいよ)諸島の一島。尾道(おのみち)市に属す。面積34.97平方キロメートル。主として花崗(かこう)岩と古生層からなり、島の大部分は山地で、最高点は奥山の391メートル。『和名抄(わみょうしょう)』には御調(みつぎ)郡の因島郷と記され、中世は長講堂領の因島荘(しょう)、江戸時代は広島藩の蔵入(くらいり)地であった。中世から村上水軍の根拠地で、青影(あおかげ)山の青陰城跡のほか、島内の岬には青木城跡、長崎城跡など水軍の出城跡がある。中心地区は南西部の土生(はぶ)で、市役所、日立造船所や社宅などがあり市街地を形成している。島の北部の重井(しげい)には鉄工団地がある。造船業はふるわず、農業は柑橘(かんきつ)類や野菜栽培が主で、沿岸漁業やノリ、カキの養殖も行われる。かつては蚊取り線香用などの除虫菊栽培が盛んで、5月ごろには全島が白い花で覆われた。1999年(平成11)5月、本州四国連絡橋尾道―今治(いまばり)ルート(西瀬戸自動車道=瀬戸内しまなみ海道)が全線開通し、観光に大きな期待がかけられている。人口2万6459(2000)。

[北川建次]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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