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国民政党【こくみんせいとう】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

国民政党
こくみんせいとう
国民的同質性を思想的前提として国民的利益の実現を標榜し,国民の各層から支持を求めようとする政党特定階級階層の経済的利益を代表したり,また労働者階級を基盤とし,その階級闘争を指導する階級政党の対置語。保守政党は思想純度より政権奪取を優先する傾向が強く,そのために,あらゆる利益を集約し広範な支持を獲得しようとする。そのときのスローガンとしてこの語が使用されることが多い。キャッチ・オール・パーティとも表現できる。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

こくみん‐せいとう〔‐セイタウ〕【国民政党】
特定の階層でなく、国民全体の利益を代表することを標榜している政党。→階級政党

出典:小学館
監修:松村明
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世界大百科事典 第2版

こくみんせいとう【国民政党】

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

国民政党
こくみんせいとう

特定の階級の利益を代表するのではなくて、国民全体の利益を代表すると主張し活動する政党。しかし政党とは本来、党派的なものであり、社会の階級的・階層的・地域的特殊利害の追求者・代弁者の集団として、その本質から党派性をぬぐい去ることはできない。

 議会制民主主義の発展とは、政党のもつ党派性の鋭さを緩和して、全国民的利害という共通の土俵を認めさせる過程であった。17世紀のイギリス革命を通じて18世紀に確定される二大政党制は、政党の党派性を公党の枠内に収め、階級政党を国民政党化する内容のものであった。産業革命後の労働者階級の政治的進出は、19世紀のイギリスにおいては、保守党と自由党の古い国民政党の枠組みに吸収されていたが、20世紀に入るとともに、その枠組みは突破されることになる。しかし、新しく出現した労働党も、その階級的立場を誇示しながら「陛下の反対党」として国民政党の枠組みに収まり、議会制社会主義の立場を堅持する野党、あるいは政権党としての役割を果たすに至っている。

 わが国においても、第二次世界大戦前の政友会や民政党が国民政党性を競い合う形で政党政治を形成し、その伝統は第二次世界大戦後の保守、中道、革新の諸党派の対抗関係に継承された。自民党も旧日本社会党もその他の諸党も、特定の階級的・階層的立場への立脚を特性としながら、同時に、経済政策、外交政策、福祉政策などの諸分野で、どれだけ全国民的観点において評価される国民政党としてのあり方を示すかを、他党との競合の内容としている。

[高橋彦博]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

こくみん‐せいとう ‥セイタウ【国民政党】
〘名〙 特定の階級、階層の利益を代表するのではなく、広く国民全体の立場に立つことを党是とする政党。

出典:精選版 日本国語大辞典
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