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国益【コクエキ】

デジタル大辞泉

こく‐えき【国益】
国家の利益。「国益を守る」

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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世界大百科事典 第2版

こくえき【国益 national interest】
国家的利を縮約した概念。英語のnationalは国家的とも国民的とも訳されるが,英語では,国家にあたるstateに形容詞の形がないために,nationalをstateの形容詞として用いることが多い。national interestのnationalも国家的の意味に解してよいであろう。ただ現実には,政府あるいは政府支持勢力が提示する国家的利益に対して,より広範な国民の要求する国民的利益が対置されることもあり,国益がむしろ国民的利益に近い意味で用いられることもある。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

こくえき【国益】
対外関係における、国家の利益。 -に反する

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

国益
こくえき
national interest
「国家的利益」ともいう。このことばは、近代国家が形成されるなかで用いられるようになり、「国家の名誉」「公共の利益」などの同義語としても用いられ、ときにはその概念の至上命令的な性質を強調するために「死活的利益」vital interestともよばれた。国益は、ある国家が行動するうえでの目的といえるが、外交政策の適合性や妥当性を説明・評価するために、さらには政策を正当化、非難、提案する手段として用いられる。
 しかし、国家の利益を定義するという本質的なあいまいさに加えて、国民がかならずしも一致して国益を善とみなすことはなくなったこと、国の内外の領域で追求される価値が一致しなくなったこと、さらにその内外の境界線が不明確になったことなどによって、国益の定義がますますむずかしくなっている。また、相互依存の深化によってグローバリズムといった志向が登場するなかで、単一の国家の利益を追求することは不適切かつ不可能になりつつあるといえる。[青木一能]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

こく‐えき【国益】
〘名〙 国にとって利益となること。国家の利益。国利。
※紀伊続風土記附録一栗栖氏文書‐建久三年(1192)一二月日・紀実俊解案「且千町荒野一不一段開発、豈非国益哉」
※内地雑居未来之夢(1886)〈坪内逍遙〉二「大に国益(コクエキ)を図らんずる校主の精神」

出典:精選版 日本国語大辞典
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

国益
こくえき
ナショナル・インタレスト」のページをご覧ください

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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