●国語審議会【こくごしんぎかい】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
国語審議会
こくごしんぎかい
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デジタル大辞泉
こくご‐しんぎかい〔‐シンギクワイ〕【国語審議会】
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世界大百科事典 第2版
こくごしんぎかい【国語審議会】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
国語審議会
こくごしんぎかい
文部大臣の諮問に応じて、国語の改善、国語教育の振興およびローマ字に関する事項を調査・審議し、これらに関して必要と認める事項を政府に建議する機関。文部省設置法に基づき、国語審議会令によって設置され、学識経験者および関係行政機関職員のうちから文部大臣が任命する50人以内の委員からなり、2年を1期として上記の事項なかんずく漢字問題・仮名遣い問題について審議を重ねた。審議し、建議する機関であったが、その答申のいくつかは政府の採用を経て内閣訓令・同告示として公布され、いわゆる国語施策として、社会・教育にかなりの影響を与えた。2001年(平成13)の省庁再編に伴い廃止、その機能は文化庁の文化審議会へと引き継がれた。
1934年(昭和9)臨時国語審議会を発展させて、文部大臣の諮問機関として設置されたのに始まるが、第二次世界大戦後、多数の臨時委員を入れて、「現代かなづかい」「当用漢字表」(ともに1946)、「同音訓表」「同字体表」、「同別表」(教育漢字表)の答申を行い、政府の採用するところとなった。49年(昭和24)改組、委員70名からなる建議機関となり、「送りがなのつけ方」「ローマ字のつづり方」を建議し、政府の採用するところとなったほか、「国語問題要領」「これからの敬語」などを出した。62年改組、以後、それまでの施策の見直しを行い、73年「送り仮名の付け方」、81年「常用漢字表」、86年「現代仮名遣い」、91年「外来語の表記」を答申、公布された。
[林 巨樹]
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精選版 日本国語大辞典
こくご‐しんぎかい ‥シンギクヮイ【国語審議会】
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