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国譲【くにゆずり】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

国譲
くにゆずり
日本の神話の一つ。出雲の支配者であるオオクニヌシノミコトが天孫降臨に先立って,その支配権を高天原の大神に委譲する物語。『古事記』『日本書紀』などに記されている。諸異伝があるが,『古事記』によれば,高天原から出雲に何度か使者がつかわされたが,使命を果せず,最後にタケミカズチノオノカミが派遣された。彼はオオクニヌシノカミとその子ヤエコトシロヌシノカミに葦原中国を大神に献上させ,オオクニヌシノカミは出雲の多芸志之小浜に隠退したという。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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精選版 日本国語大辞典

くに‐ゆずり ‥ゆづり【国譲】
〘名〙
① 日本の古代神話で、大国主神(おおくにぬしのかみ)が神勅によって国土を瓊々杵尊(ににぎのみこと)に奉って退隠したこと。
② 天皇が位を譲ること。
※宇津保(970‐999頃)国譲上「御くにゆづりも近くあべかなるに」

出典:精選版 日本国語大辞典
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