●国連食糧農業機関【こくれんしょくりょうのうぎょうきかん】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
国連食糧農業機関
こくれんしょくりょうのうぎょうきかん
Food and Agriculture Organization of the United Nations; FAO
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知恵蔵
国連食糧農業機関
(最上敏樹 国際基督教大学教授 / 2007年)
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世界大百科事典 第2版
こくれんしょくりょうのうぎょうきかん【国連食糧農業機関】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
国連食糧農業機関
こくれんしょくりょうのうぎょうきかん
Food and Agriculture Organization of the United Nations
国際社会における農業の発展を目的とした、国際連合の専門機関の一つ。略称FAO(ファオ)。1905年に設立された万国農事協会International Institute of Agriculture(IIA)の事業と資産を引き継いだもので、1943年の連合国食糧農業会議の設立決議に基づき、1945年10月16日に発足した。
FAOの目的は、人類の栄養水準と生活水準を向上させ、食糧および農産物の生産と分配の能率を改善し、農村住民の生活条件を改善することにより世界経済の拡大に寄与することである。このため、栄養、食糧および農業(水産業、林業を含む)に関する資料の収集・分析・配布、栄養、食糧、農業、資源保全、農業生産性、農業金融、農産物商品協定などに関する国内的・国際的措置の促進と勧告、技術援助の供与などが行われる。
FAOの本部はローマに置かれ、職員は2009年時点で937人(専門職以上かつ通常予算による職員)を有し、加盟国は2010年時点で191か国および1加盟機関(ヨーロッパ共同体=EC)である。日本は1951年(昭和26)の第6回総会において加盟申請を行い承認された。FAOの主要機関には、最高政策決定機関である総会、49の理事国で構成される理事会、事務局がある。理事会には常設の下部機関として、計画、財政、憲章法律事項、商品問題、水産、農業、林業、世界食糧安全保障の8委員会が設置されている。これまで、アフリカの食糧農業問題、国際森林の保護、排他的経済水域内の漁業資源の管理、持続可能な農業資源開発、農産物の流通改善、農村開発などの問題が検討された。
[横川 新]
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精選版 日本国語大辞典
こくれん‐しょくりょうのうぎょうきかん ‥ショクリャウノウゲフキクヮン【国連食糧農業機関】
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デジタル大辞泉
こくれん‐しょくりょうのうぎょうきかん〔‐シヨクリヤウノウゲフキクワン〕【国連食糧農業機関】
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