@niftyトップ

辞書、事典、用語解説などを検索できる無料サービスです。

国際運河【こくさいうんが】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

国際運河
こくさいうんが
international canal
国際条約によって外国船舶に対して通航が一般的に開放されている運河をいう。国際河川,国際海峡とともに国際水路の一つ。運河は陸地のなかに人工によって可航水路を掘削したものであるから,本来当該国の内水であり,たとえ公海と公海を結ぶものであっても,海峡のように外国船舶無害通航を認めることは一般国際法の義務ではない。例外的に所在国と外国との条約によって外国船舶の無害通航が認められる場合があり,現在はスエズ運河 (1869) ,キール運河 (95) ,パナマ運河 (1914) がこれにあたる。国際運河は軍艦を含めた公・私船に開放されているが,所在国が交戦国の場合,その開放性が制限される。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉

こくさい‐うんが【国際運河】
領有国と外国との条約により、すべての国の船舶が自由に航行できる運河。スエズ運河パナマ運河ノルトオストゼー運河の3つがある。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

こくさいうんが【国際運河 international canal】
条約によって外国船舶の自由航行を認めている運河。運河は人工的な水路であり,自然の水路である河川とともに,内水として領域国の排他的支配に服するのが原則である。領域国の側には,ここに外国船の無害通航を認める義務はない。しかし,運河の中にも公海と公海を結び,国際交通のうえで重要なものがあり,そのような運河が,条約によって外国船舶の自由航行を認める場合,これを国際運河という。国際運河は,地理的に一国領土内に位置する点で,国際河川と異なる。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

大辞林 第三版

こくさいうんが【国際運河】
公海と公海を結び、条約によりすべての国の船舶の自由航行が認められた運河。スエズ運河とパナマ運河がある。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

国際運河
こくさいうんが
international canal
国際条約に基づいて、運河の管理と利用とが国際化されている人工的水路をいう。従来、キール運河、スエズ運河、パナマ運河がその例とされてきた。しかし、北海とバルト海を結ぶキール運河の国際化を定めたベルサイユ条約の規定は失効したものとみられ、また地中海と紅海を結ぶスエズ運河の国際化を規定したコンスタンティノープル条約は、エジプトによる運河の国有化によって意味を失ったため、厳密には国際化された運河ではなくなった。
 中米の地峡に設けられたパナマ運河は、20世紀初頭の二つの条約によって国際化され、運河はすべての商船、軍艦のために、平等・自由の原則に従って開放されてきた。1977年9月7日、パナマとアメリカは、パナマ運河に関する新しい条約を結び、運河を永久中立化し、アメリカは運河の管理、運営、維持、防衛に必要な権利をもつことを合意するとともに、1999年末に運河の管理権をパナマに返還することを約束し、99年12月31日正午に返還した。[中村 洸]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

こくさい‐うんが【国際運河】
〘名〙 公海と公海とを結ぶ運河で、国際条約によって、すべての国の船舶が自由に航行できるようになっている運河。スエズ運河とパナマ運河とがある。〔現代文化百科事典(1937)〕

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

国際運河」の用語解説はコトバンクが提供しています。

国際運河の関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.

アット・ニフティトップページへ アット・ニフティ会員に登録

ウェブサイトの利用について | 個人情報保護ポリシー
©NIFTY Corporation