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地主神【ジヌシガミ】

デジタル大辞泉

じぬし‐がみ〔ヂぬし‐〕【地主神】
各地の鎮守屋敷神など、その土地屋敷を守護する。じぬしのかみ。

出典:小学館
監修:松村明
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世界大百科事典 第2版

じぬしがみ【地主神】
〈とこぬしのかみ〉〈じしゅのかみ〉とも称する。その土地に土着し,〈ぬし〉としてその土地を伝統的に領有する神をいう。二つの社会集団・生活共同体が相接触した場合,その一方が他方の奉ずる神を制圧し統御する現象は,宗教史上世界各地に見られるところである。また,征服者もしくは進出者が,自分たちの奉ずる神と類似した属性をもつものとして,被征服者もしくは被進出者の神を同一化する現象もしばしば見られる。こうした二つの社会集団,生活共同体が別々に信奉していた二つの神が,一方の神が他方の神と同一のものと考えられることによって一つとされる融合現象,合体現象は,とくに地形上多くの狭小な集落が併存し,それぞれの集落がそれぞれの生活を営んでいた日本では顕著であったと思われる。

出典:株式会社平凡社
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じしゅのかみ【地主神】

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とこぬしのかみ【地主神】

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大辞林 第三版

じぬしのかみ【地主神】

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

地主神
じぬしがみ
地神の一種。ジガミ、ジジン、ジノカミなどの名称がある。一般には田畑や屋敷を守護する土地神とみなされるが、その田畑の開発者の霊を祀(まつ)るとする伝承や、33年忌を終えた霊が屋敷の地主神となる伝承があることから、祖霊とみなされる場合もある。自然神としての土地神、人間霊としての祖霊の二面性が地主神にはある。田畑、山中、路傍、屋敷、墓地などに石や木や藁(わら)の祠(ほこら)、樹木があり、年間定時、臨時に祀られる。九州では盲僧が地神経を唱えに回檀する。関東では地神講が村々に結成されている。高知県土佐郡土佐町周辺では、家に病人が多く出たり、子供や牛が死ぬと、太夫(たゆう)が「地主」の祟(たたり)と告げるので、屋敷内に「地主」と刻んだ石祠を建てて正月と盆に祀る例がある。また無縁化した古墓を一か所にまとめて整理したときにも、そのそばに同様の石祠を建てて祀る。[赤田光男]
『直江広治著『屋敷神の研究』(1966・吉川弘文館)』

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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