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地球大気開発計画【ちきゅうたいきかいはつけいかく】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

地球大気開発計画
ちきゅうたいきかいはつけいかく
Global Atmospheric Research Programme; GARP
1970年代に世界気象機関 WMOと国際学術連合会議 ICSUとで共同企画された国際的研究計画。略称GARPガープ,ガルプ)という。その目的は,天気現象を支配している大気の大規模な運動の仕組みの解明と,それによって数日先の天気予報精度を向上させること。そして,大気大循環の統計的な特性を決める要素を明らかにし,それによって気候の物理学的基礎の理解を深めることである。最初に実施されたのは 1974年のガルプ大西洋熱帯観測計画で,そのほかに全球天気実験,モンスーン実験,極実験,気団変質実験など多くの実験や観測が,その後の研究や技術開発に広く活用された。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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世界大百科事典 第2版

ちきゅうたいきかいはつけいかく【地球大気開発計画 Global Atmospheric Research Programme】
通称GARP(ガープ)。大気の運動に関する基本的な物理過程をより深く理解し,科学的根拠のしっかりした天気予報,特に長期予報の物理学的基礎を発展させることを目的とした国際協力事業である。1961年の国際連合の決議に基づき,世界気象機関(WMO)と国際学術連合会議(ICSU)が共同で推進してきたが,1980年代に入って世界気候計画(WCP)へと発展的に解消した。 GARPは二つの基本的目的をもっていた。

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

地球大気開発計画
ちきゅうたいきかいはつけいかく

地球大気に関する国際的な研究計画。GARP(ガープ)(Global Atmospheric Research Programの略)ともいう。大気大循環の物理過程の理解を深め、大気の数学的・物理的モデルを組織的に改善し、全地球的な気象観測と予報のシステムを経済効果が大きくなるよう設計することを主目的としていた。世界気象機関(WMO)と国際学術連合会議(ICSU。現国際科学会議)との共同研究計画で、この協定は1967年に調印されたが80年に失効し、このあとは世界気候計画(WCP。World Climate Programの略)に引き継がれている。GARPの副計画の一つとしてFGGE(First GARP Global Experimentの略。第一次GARP全地球実験)が1978年12月1日から1年間行われた。この計画にはWMOの観測網である9000以上の陸上観測所と約800の高層観測所、それと9隻の海洋定点観測船および5個の静止気象衛星(日本の「ひまわり」はその一つ)などが参加するという、史上空前の規模であった。

[安田敏明]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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