●坐・居【う】
精選版 日本国語大辞典
う【坐・居】
〘自ワ上二〙 すわる。いる。
※書紀(720)崇神一〇年九月「急居、此云二菟岐于(つきウ)一」
※万葉(8C後)一九一二「たまきはるわが山の上に立つ霞立つとも座(う)とも君がまにまに〈作者未詳〉」
[語誌]終止形の用例だけ見られ、「万葉集」ではふつう上一段活用「ゐる」が用いられているので、挙げてある万葉例の「う」は古い活用の残存とみられる。
出典:精選版 日本国語大辞典
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