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城山【きやま】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

城山
きやま
香川県中部,坂出市丸亀市の境界にある山。標高 462m。花崗岩上に凝灰岩類を挟んで讃岐岩質安山岩が覆うテーブル型の開析された溶岩台地。朝鮮式山城の跡があり,北には国府跡や古墳群が分布山頂平坦面は眺望のよいゴルフ場に利用され,山腹にはアカマツ林,アカマツ混合林,暖帯性林があり,シダ類ハスノハカズラ,ユウスゲ,ムギランなどがみられる。山麓には住宅団地が並びミカン畑が広がる。北麓には城山温泉がある。山頂からは北方,綾川沿岸に条里制遺構展望することができる。山頂へドライブウェーが通じる。史跡指定され,一帯瀬戸内海国立公園に属する。

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城山
しろやま
神奈川県北西部,相模原市中部の旧町域。相模川中流の両岸にまたがる。北部関東山地,南部は丹沢山地末端にあたる。 1955年川尻村,湘南村および三沢村の一部が合体して城山町が成立。 2007年相模原市に編入地名津久井城のあった城山に由来する。中心地区の川尻は相模川の谷口集落で,近世津久井往還に臨む市場町および水運終点であり,小倉に河岸 (かし) があった。相模川ではアユ漁が行なわれる。城山ダムのダム湖である津久井湖があり,首都圏の日帰り行楽地となっている。北部にも城山湖 (本沢ダムのダム湖) がつくられ,揚水による発電が行なわれている。京王電鉄相模原線が橋本まで延長されたことにより急速に宅地化が進んだ。国指定史跡の川尻石器時代遺跡がある。

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城山
しろやま
鹿児島県中部,鹿児島市の中心市街地の北部にあるシラスでできた丘陵。標高 107m。 1877年西南戦争激戦地となったところで,現在は公園になっている。山麓に島津家久鶴丸城石垣が現存。西南の役のとき西郷隆盛が本営として5日間起居した洞窟や隆盛終焉の地などの旧跡があり,多種の暖地性植物が自生する。全域天然記念物,史跡。頂上からの眺望はよく,特に鹿児島湾をへだてた桜島の展望にすぐれる。

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城山
しろやま
薩摩琵琶曲名。作詞海舟,作曲西幸吉。西の琵琶に感銘した勝が,西郷隆盛のをいたんで作詞し,作曲を依頼。 1886年歌人の高崎正風邸で初演した。江戸城明渡しの際西郷と面談した勝と,西郷の私学校に学び西南の役に従軍した西の2人の作品だけに,深く鎮魂にあふれる傑作として伝えられる。のちに西道仙作の「孤軍奮闘…」のが挿入された。

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デジタル大辞泉

しろ‐やま【城山】
鹿児島市西部にある陵。西南戦争の激戦地西郷隆盛が自刃した地。

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世界大百科事典 第2版

きやま【城山】
香川県坂出市と一部飯山町にかかる標高462mのメサ型溶岩台地。瀬戸内海国立公園に属し,山頂に残る朝鮮式山城の遺跡を中心として史跡に指定されている。また山頂平たん面を利用したゴルフ場は,瀬戸内海の眺望のよいことで知られる。この台地の東の山麓一帯はかつての讃岐国府の所在地で,近年遺構の発掘が進められた。また崇徳上皇讃岐配流の地としても知られ,上皇終焉の地には鼓岡神社が建てられている。【坂口 良昭

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しろやま【城山】
鹿児島市街地の北部に突出するシラス台地の末端で,標高108m。クスノキ巨樹が多く,そのほか照葉樹類,シダ類など暖帯性植物の宝庫で,史跡および天然記念物に指定されている。島津氏18代家久が山麓に居を構え,以後薩摩77万石の城下町鹿児島の中心となってきた。しかし藩は外城制を敷いたため,〈城を城とせず,人を城とした〉建前の通り,ここには天守のない屋形造の居館がおかれた。明治になり,西南戦争の際は薩軍最後の拠点として激戦が行われ,西郷隆盛は山地背後の谷で自決した。

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ぐすくさん【城山】

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大辞林 第三版

しろやま【城山】
鹿児島市の北部にある小高い丘。西南戦争の激戦地で、麓の岩崎谷は西郷隆盛が自刃した地。島津氏の鶴丸城趾がある。

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国指定史跡ガイド

きやま【城山】

香川県坂出市西庄町・川津町・府中町、丸亀市飯山町にまたがる山城跡。城山は標高462m、坂出市の南東と丸亀市飯山町との境界上に盛りあがる溶岩台地である。663年(天智天皇2)の白村江(はくすきのえ)の戦いに敗れた朝廷は、朝鮮勢力の侵攻に備えて、九州北部から瀬戸内沿岸に山城を築いた。城山山頂一帯には、天智天皇の時代(7世紀後半)に屋島城や筑紫国大野城などとともに構築された朝鮮式山城と推定される遺構が残っており、1951年(昭和26)に国の史跡に指定された。山頂の平坦部はすべて城郭をなし、南北約2km、東西約1.5kmという大規模なものである。「車道(くるまみち)」と呼ばれる帯状の平坦地が2段あり、上の車道は頂から少し下がったところを3.4kmにわたって取り巻き、100mほど下方に下の車道がめぐっている。山中には「マナイタ石」と呼ばれる石造加工物や城門の大柱の礎石に使われた「ホロソ石」、水門のある石塁などの遺構が点在している。JR予讃線ほか鴨川駅から車で約15分。

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しろやま【城山】

鹿児島県鹿児島市城山町の市街中心部に横たわる標高107mのシラスからなる丘陵。南北朝時代の豪族上山氏の居城跡で、その遺構として土塁が北西部に残っている。1601年(慶長6)、18代藩主島津家久が東側山麓に居館(鶴丸城)を造ったため、城山は麓も山頂も鶴丸城に組み込まれ、鶴丸城の背後を守る山城となった。明治になって1877年(明治10)の西南戦争では、敗走した薩軍が城山を確保して最後の抵抗を試みるが、政府の総攻撃を受け、西郷隆盛以下159人が戦死。城山は植物学上も貴重な所で、クスノキの大木をはじめ、典型的な照葉樹林を形成しており、林の中には特色のあるシダ類が自生。1931年(昭和6)に国の史跡、および天然記念物に指定された。現在は公園として整備され、クスノキ、シダ、サンゴジュなど600種以上の亜熱帯植物が自生し、遊歩道沿いに観察することができる。西南戦争最後の戦地として、西郷軍司令部の置かれた洞窟(通称、西郷洞窟)、西郷隆盛終焉の地など西南戦争関連の史跡も残る。JR九州新幹線ほか鹿児島中央駅から鹿児島市電「水族館口」下車、徒歩約10分。

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事典・日本の観光資源

城山
(香川県丸亀市・坂出市)
香川のみどり100選」指定の観光名所。

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城山
(沖縄県国頭郡伊江村)
新おきなわ観光名所100選」指定の観光名所。

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城山
(福井県丹生郡越前町)
ふるさと福井の自然100選」指定の観光名所。

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事典 日本の地域遺産

城山
(大分県佐伯市城山)
おおいた遺産」指定の地域遺産。
佐伯市街のほぼ中央にあり、標高142m余。1606(慶長11)年、山頂に佐伯城が築城されたが、天守はまもなく焼失。三の丸の櫓門、山頂の石垣が現存する

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精選版 日本国語大辞典

しろ‐やま【城山】
[1] 〘名〙 敵の攻撃に備えて土塁や城郭を築いた山。また、その名残をとどめた山。地名として各所に残るが、鹿児島市の北東部の城山が特に著名。
[2] 鹿児島市の北東部にある丘陵。東麓に島津氏の鶴丸城址がある。明治一〇年(一八七七)の西南の役で、西郷隆盛が自刃した地。標高一〇七メートル。国史跡・天然記念物。

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