●堂衆【どうしゅ】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
堂衆
どうしゅ
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デジタル大辞泉
どう‐しゅ〔ダウ‐〕【堂衆】
1 学僧に仕えていた童子で、出家得度した者。どうしゅう。
2 天台宗教団での下級の僧で、寺院の諸堂に分属して雑役に従事した者。どうしゅう。
3 真宗の本山や別院で法要を勤める役僧。どうしゅう。
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どう‐しゅう〔ダウ‐〕【堂衆】
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世界大百科事典 第2版
どうしゅ【堂衆】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
堂衆
どうしゅう
「どうしゅ」ともいう。一般に寺院にあって、教学研究、講経論義に携わる僧侶(そうりょ)を学侶(がくりょ)といい、それに対して、堂塔の管理運営に携わる者を堂衆というが、堂衆はかならずしも僧侶として正式な経歴をもっているとは限らない。奈良の薬師寺や法隆寺では堂方(どうがた)と称していたらしいし、さらに、学侶と堂衆の二階級だけでなく、堂衆のほかに行人(ぎょうにん)とか坊人、夏衆(げしゅう)などを区別している場合もあるが、一括して行人とされたり、堂衆とされたりもする。とくに比叡山(ひえいざん)延暦寺(えんりゃくじ)にあっては、堂衆はすなわち夏衆であり、堂塔に供奉(ぐぶ)し、供華(くげ)、供物(くもつ)、仏餉(ぶっしょう)などを支弁し、清掃、修繕、管理などにもあたるものであった。第35代座主覚尋(ざすかくじん)のときに始められたといわれ、比叡山近在の寺領の荘民(しょうみん)が登山してこの役についたという。山法師とよばれ、強訴(ごうそ)の先頭にたった大衆(だいしゅ)は主としてこの堂衆の集まりであり、つねに諸寺で学侶と堂衆の反目もしきりであった。
[木内曉央]
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精選版 日本国語大辞典
どう‐しゅ ダウ‥【堂衆】
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どう‐しゅう ダウ‥【堂衆】
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