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堅固【ケンゴ】

デジタル大辞泉

けん‐ご【堅固】
[名・形動]
かたくて、こわれにくいこと。転じて、意志がかたく、しっかりしていること。また、そのさま。「堅固なつくり」「堅固な決心」
守りがしっかりしていて、攻められても容易には破られないこと。また、そのさま。「堅固な要塞」
健康で丈夫なこと。また、そのさま。「堅固なからだ」
[副]
まったく。まるで。
「いまだ―片秀(かたほ)なるより上手の中に交りて」〈徒然・一五〇〉
必ず。きっと。
「君に―使はれ参らせ候ふまじき物をや」〈義経記・六〉

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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大辞林 第三版

けんご【堅固】
名 ・形動 [文] ナリ 
意志が強く、簡単に相手に従ったり動かされたりしない・こと(さま)。 志操-な人 道心-
防備がしっかりしていて、容易には破られない・こと(さま)。 -な要塞
じょうぶであること。健康なさま。 第一、人間-なるが、身を過ぐる元なり/浮世草子・永代蔵 2
釈迦入滅後の2500年を500年ずつに分けたそれぞれの500年。「解脱堅固」以下、禅定・多聞・造寺・闘諍とうじようの各堅固をいう。
[派生] -さ
まったく。まるで。 -の田舎人にて、子細を知らず/宇治拾遺 11 いまだ-かたほなるより、上手の中に交じりて/徒然 150
(打ち消しの表現を伴って)決して。絶対。 君に-使はれ参らせ候まじき物をや/義経記 6

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

けん‐ご【堅固】
[1] 〘名〙
① (形動) 意志が堅く頑強なさま。
※明衡往来(11C中か)上本「抑一日可白河之由雖誘引。依堅固物忌蟄居之間不参会
※太平記(14C後)一八「不退の行学を妨げんとしけれ共、上人定力堅固(ケンゴ)なりければ、隙を伺ふ事を得ず」
② (形動) 防備などがしっかりしていて攻撃されても容易に破られないこと。ものがかたくしっかりしていること。また、そのさま。堅牢。
※性霊集‐一(835頃)遊山慕仙詩「無塵宝珠閣。堅固金剛墻」 〔韓非子‐解老〕
③ (形動) 無事息災であること。健康であること。また、そのさま。達者。
※文明四年玉津島社法楽仮名題百首(1472)「改春御慶猶更不尽期。何方も御同前目出度申納候。彌御堅固之由珍重令存候」
※浮世草子・日本永代蔵(1688)二「第一、人間堅固(ケンゴ)なるが、身を過る元なり」
④ 仏語。釈迦入滅後の二五〇〇年を五〇〇年ずつに分けた、それぞれの五〇〇年。順次に「解脱堅固」以下、禅定、多聞、造寺、闘諍(とうじょう)の各堅固をいう。
※教行信証(1224)六「仏滅度後、第一五百年、我諸弟子学慧得堅固
[2] 〘副〙
① 全面的に。まったく。
※古事談(1212‐15頃)四「堅固田舎人にて不子細
② 打消を強める語。けっして。とても。全く。
※文机談(1283頃)三「何事も、『これはしらず』などいはんことをばいふかひなく思なして、けんこしらぬ事をもしりがほにするこそ、西行が哥の心ちして念なくおぼえ侍れ」

出典:精選版 日本国語大辞典
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