@niftyトップ

辞書、事典、用語解説などを検索できる無料サービスです。

塩基性【エンキセイ】

デジタル大辞泉

えんき‐せい【塩基性】
塩基としての性質を示すこと。水溶液では水素イオン指数pH)が7より大きいときをいい、を中和し、赤色リトマスを青変させる。ふつうアルカリ性と同義。⇔酸性

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

岩石学辞典

塩基性
(1) 化学的には酸の働きを中和する性質を意味したが,ブレーンステッド(J. N. Broenstede)の定義ではH+との親和性,ルイス(G. N. Lewis)の定義では電子対の供与性を示す.水溶液系では水酸化物イオンOH-を与えるものが塩基性を示し,溶液の水素イオン指数がpH>7のときに塩基性溶液という(長倉ほか : 1998).(2) 酸性(acid)に対する語で,シリカ(SiO2)に乏しい岩石に用いる.塩基性岩という場合の範囲は研究者によって異なったSiO2含有量が用いられる.一般には52%を下限にすることが多い[Abichi : 1841, Beaumont : 1847].塩基性の岩石は一般に火山岩起源のものが多く,MgO, FeO, CaO, Al2O3などに富んでおり,変成作用を受けると角閃石,斜長石,緑簾石,緑泥石,輝石などが形成され,外的な条件によって鉱物組成が非常に変化する.ベーサイト(basite),サブシリシアス(subsili-ceous)[Winchell : 1913]サブリシック(subsilicic)[Clarke : 1908]など同じである.

出典:朝倉書店
Copyright (C) 2009 Asakura Publishing Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

栄養・生化学辞典

塩基性
 酸と結合して塩を生成する性質.ヒドロキシル基を有して,水に溶解した場合にヒドロキシルイオンを形成する性質とも定義できる.

出典:朝倉書店
Copyright (C) 2009 Asakura Publishing Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

えんきせい【塩基性 basic】
塩基がもつ特性を塩基性という。1884年S.A.アレニウスは,化合物のうちで,水溶液中で解離して水酸化物イオンOHを生ずる物質を塩基と定義した。現在では,より一般的に非共有電子対をもつ物質を塩基と呼ぶ。塩基性の強弱は塩基の安定性で決まる。アルカリ金属の水酸化物の水溶液で代表されるように,塩基の水溶液が示す塩基性をアルカリ性と呼び,酸性と対比して使用する。【井口 洋夫】

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

大辞林 第三版

えんきせい【塩基性】
塩基の示す基本的性質。水溶液では水酸化物イオンを与える性質。水溶液の水素イオン指数(pH)は七より大で、赤色リトマス試験紙を青色に変える。アルカリ性。 ⇔ 酸性

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

えんき‐せい【塩基性】
〘名〙 塩基のもつ性質。塩基が水素イオンと結合しようとする性質。アルカリ金属の水酸化物、炭酸塩などの強塩基性は特にアルカリ性という。⇔酸性。〔稿本化学語彙(1900)〕

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

化学辞典 第2版

塩基性
エンキセイ
basicity

塩基のもつ基本的性質.水溶液では水酸化物イオンを与えようとする性質,拡張されて,水素イオンと結合しようとする性質(ブレーンステッドの定義),電子対を供与しようとする性質(ルイスの定義).これらは酸性の対立概念で,つねに酸性を中和しようとはたらきかける性質の総称ということができる.アルカリ金属の水酸化物や炭酸塩が水溶液中で示す強い塩基性は水酸化物イオンにもとづくので,アルカリ性とよばれたが,今日では塩基性との区別はとくにない.

出典:森北出版「化学辞典(第2版)」
東京工業大学名誉教授理博 吉村 壽次(編集代表)
信州大学元教授理博 梅本 喜三郎(編集)
東京大学名誉教授理博 大内 昭(編集)
東京大学名誉教授工博 奥居 徳昌(編集)
東京工業大学名誉教授理博 海津 洋行(編集)
東京工業大学元教授学術博 梶 雅範(編集)
東京大学名誉教授理博 小林 啓二(編集)
東京工業大学名誉教授 工博佐藤 伸(編集)
東京大学名誉教授理博 西川 勝(編集)
東京大学名誉教授理博 野村 祐次郎(編集)
東京工業大学名誉教授理博 橋本 弘信(編集)
東京工業大学教授理博 広瀬 茂久(編集)
東京工業大学名誉教授工博 丸山 俊夫(編集)
東京工業大学名誉教授工博 八嶋 建明(編集)
東京工業大学名誉教授理博 脇原 將孝(編集)

Copyright © MORIKITA PUBLISHING Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの項目は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

塩基性」の用語解説はコトバンクが提供しています。

塩基性の関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.

アット・ニフティトップページへ アット・ニフティ会員に登録

ウェブサイトの利用について | 個人情報保護ポリシー
©NIFTY Corporation