●塩見政誠【しおみせいせい】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
塩見政誠
しおみせいせい
[没]享保4(1719).9.
江戸時代中期の京都の蒔絵師。蒔絵名家,春政の子。通称,小兵衛。研出 (とぎだし) 蒔絵にすぐれ,黒蒔絵や木地蒔絵も得意とし,のちにその作品は「塩見蒔絵」と称された。作品は箱物や印籠が多い。『比良山蒔絵硯箱』 (東京国立博物館) が代表作。
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デジタル大辞泉
しおみ‐まさなり〔しほみ‐〕【塩見政誠】
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デジタル版 日本人名大辞典+Plus
塩見政誠 しおみ-まさなり
正保(しょうほ)3年生まれ。塩見春政の子という。京都の人。研出(とぎだし)蒔絵にすぐれた技をみせた。代表作は「比良山蒔絵硯箱」(東京国立博物館)。享保(きょうほう)4年9月死去。74歳。通称は小兵衛。
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世界大百科事典 第2版
しおみまさなり【塩見政誠】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
塩見政誠
しおみまさなり
(1646―1719)
江戸中期の蒔絵師(まきえし)。京都の人。通称小兵衛。研出(とぎだし)蒔絵の名手とたたえられ、当時の装飾過剰な傾向と異なる落ち着いて気品のある作風の蒔絵は、「塩見蒔絵」とよばれて後世高い評価を得た。代表作『比良山蒔絵硯箱(ひらさんまきえすずりばこ)』(東京国立博物館)のほか、蒔絵印籠(いんろう)にも特色をよく表した優品がある。
[郷家忠臣]
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精選版 日本国語大辞典
しおみ‐まさなり【塩見政誠】
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