●塵の身【チリノミ】
デジタル大辞泉
ちり‐の‐み【×塵の身】
出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
精選版 日本国語大辞典
ちり【塵】 の 身(み)
① ちりのようにつまらない身。物の数のうちにもはいらない身。賤しい身。はかない身。ちりの末。
※古今(905‐914)雑下・九八九「風の上にありか定めぬちりの身はゆくへも知らずなりぬべら也〈よみ人しらず〉」
② 俗世間のちりにけがれた身。
※謡曲・玉葛(1470頃)「つくも髪、われや恋ふらし面影の、立つや徒なる塵の身は、払へど払へど執心の」
出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
「塵の身」の用語解説はコトバンクが提供しています。
●塵の身の関連情報