●境【きょう】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
境
きょう
viṣaya
出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
境
さかい
出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
デジタル大辞泉
きょう〔キヤウ〕【境】
2 心の状態。境地。「無我の
3 環境。境遇。
「誰しも―には転ぜらるる習いなり」〈露伴・露団々〉
4 仏語。五官および心の働きにより認識される対象。六根の対象の、色・声・香・味・触・法の六境をいう。境界(きょうがい)。
出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
きょう【境】[漢字項目]
[学習漢字]5年

1 土地の区切り目。さかい。「境界/越境・国境・四境」
2 一定の区切られた場所。「異境・環境・仙境・秘境・辺境・魔境」
3 置かれた状態。「境涯・境遇・境地/佳境・逆境・苦境・順境・心境・進境・老境」
4 仏教で、認識の対象となる世界。「六境」


[難読]海境(うなさか)
出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
さかい〔さかひ〕【境/▽界】
2 ものとものとが接する所。また、ある状態と他の状態との分かれ目。区切り目。境目。「空と海との―」「生死の―をさまよう」→境する
3 ある範囲の内。地域。場所。また、境遇。
「身体を安逸の―に置くという事を文明人の特権のように考えている彼は」〈漱石・明暗〉
4 心境。境地。
「―に入りはてたる人の句は、此の風情のみなるべし」〈ささめごと〉
出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
世界大百科事典 第2版
さかい【境】
出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.
きょう【境】
出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.
日本大百科全書(ニッポニカ)
境
さかい
群馬県南東部、佐波郡(さわぐん)にあった旧町名(境町(まち))。現在は伊勢崎市(いせさきし)の南東部を占める地区で、利根(とね)川分流の広瀬川および利根川に臨む。旧境町は1889年(明治22)町制施行。1955年(昭和30)采女(うねめ)、剛志(ごうし)、島の3村と合併。1957年世良田(せらだ)村の一部を編入。2005年(平成17)伊勢崎市に合併。東武鉄道伊勢崎線、国道17号(上武(じょうぶ)道路)、354号が通じる。中心集落の境の地名は、かつて佐位(さい)・新田(にった)両郡の境界にあったことから名づけられ、江戸時代の日光例幣使(にっこうれいへいし)街道の宿場町、繭(まゆ)・生糸(きいと)の市場町として発達、いまは境北部工業団地なども造成され、繊維工業、電気機器製造業が盛んである。利根川北岸の平塚(ひらつか)は、江戸時代の銅街道(あかがねかいどう)の終点で、足尾(あしお)銅山生産の御用銅の積出し河岸(かし)(河港)としてにぎわった。上武士(かみたけし)の「赤椀節(あかわんぶし)」は樽(たる)に赤椀を添えて歌う八木節(やぎぶし)の一種。伊与久(いよく)にある十三宝塚遺跡は国指定史跡。
[村木定雄]
『『境町歴史資料』全5巻(1957~1964・境町)』
出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
精選版 日本国語大辞典
さか【境】
(2)「天津磐境」〔書紀‐神代下〕、「海界」〔万葉‐一七四〇〕など複合語でみられ、また「泉津平坂」〔書紀‐神代上〕、「海坂」〔古事記‐上〕のように「坂」が用いられることもある。
(3)「さか」を動詞化した「さかふ」、その連用形「さかひ」が名詞として定着し、境の意での「さか」の語形は上代でも古語となっていたようである。
出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
さかい‐・する さかひ‥【境】
出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
さか・う さかふ【境】
出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
「境」の用語解説はコトバンクが提供しています。
●境の関連情報